業界に激震!!フェイク記事にご注意を。特に有名プロアングラーの皆さんは要注意!検証!!AIに「●●氏風」の釣りの事を書かせる事は可能です!!💦 ~釣りの記事/情報を読むときの注意点 ~

《この写真はAIに自動作成させたオリジナル画像にモザイクをかけたものです》
※モザイクをかけているのはAI画像生成ツールの利用許諾条件によるものです

この記事は★禁断の扉 「業界裏話」コーナーの記事です。


⬛はじめに

前回の記事では、無料のAIサービスである「ChatGPT」を使って、マニアックなシーバスフィッシングの穴場を探す方法について解説した。

★AIにマニアックな爆釣ポイントの穴場を探させる事は可能か? ~シーバスフィッシングにおける「ChatGPT」活用のコツと注意点 ~

この記事でご紹介した「ChatGPT」は、あくまで「文字情報探索/文章生成」で使えるAIツールなのだが、最近は「画像/動画」を自動生成するAIツールも出てきている。

そこで、釣りライターとして気になるのは、AIに釣りに関する、オリジナルの記事/コンテンツを作成させる事は可能なのか?という点だ。もし、こんな事が可能なら、いい加減な釣りライターは、バンバンAIに記事を書かせる事が出来るようになるし、他人が書いたWEB上のコンテンツをAIに再編集させて、まるで自分が書いたかのような記事を、バンバン掲載する事が可能になる。

場合によっては、釣りに行っても居ないのに、行ったかのような記事を生成する事も出来るし、ランカークラスを釣っても居ないのに、自分はしょっちゅうデカイシーバスを釣っているかのような記事をバンバンUPする事が出来るようになる。

これは、釣りライターとしては由々しき事態だし、読者の皆さんとしても、その記事の内容が、本当にその人が書いた現実の記事なのかが分からなくなってしまう。

このホームページもそうだが、釣り関連のホームページや釣り雑誌は、釣りに関する「画像/動画」と「文章/文字」の2つの要素/コンテンツで作成されている。

つまり「画像」と「文章」が、AIで自動生成出来てしまえば、釣り関連のホームページや釣り雑誌のコンテンツは、釣りになんか行かなくても、サクサク大量に生成出来てしまう事になる。果たして、そんな事は可能なのだろうか・・・💦

ということで、今回はその点について検証をしてみようと思う。


⬛AIで嘘の釣果画像は作れるのか?

結論から言うと「AIで嘘の釣果画像は、まぁまぁ作れる」。何故 ” まぁまぁ ” なのかと言うと「シーバス」については魚の画像が、かなりイマイチな画像になってしまうので、シーバスフィッシングではちょっと厳しそうだ。これについては、後で実際の画像を挙げておこう。

冒頭に掲載した女性の画像はモザイク処理しているので、よく分からないと思うが「シーバスフィッシング」と指定しているのに、生成された画像は「ブラックバスっぽい魚の画像」になっていた。「ブラックバスっぽい魚の画像」はよく生成されるので、ブラックバスフィッシングの画像なら、ある程度使えるレベルのものが出来そうだが、面倒くさいので試していない。

無料で使える、AIでの自動画像生成サービスは「DALLーE2」「DeepArt」「Runway ML」辺りがメジャーだが、一番お手軽なのはマイクロソフト社の「Bingイメージクリエーター(Bing Image Creator)」だろう。ザックリ言うと、入力したテキストをもとに、オリジナル画像を自動生成するサービスだ。

これはMicrosoft社のブラウザ「Edge」に標準搭載されており、Windowsのパソコンを使っている方なら、既にインストールされているはずで、無料で使える。

ちなみに「Bingイメージクリエーター」は「ChatGPT」を開発したOpenAI社の別プロジェクトの1つである「DALLーE2」を活用している。「DALLーE2」を使ってに開発されたサービスなので事実上「DALLーE2」を使っている事になるので、無料とはいえ強力なAI画像生成ツールだ。


⬛「Bingイメージクリエーター」の使い方

「Bingイメージクリエーター」の使い方は、いたってカンタン。

まず、パソコンに入っている「Edge」を立ち上げると、右側に「Bingイメージクリエーターのアイコンがあるので、そこをクリックすると「Bingイメージクリエーター」が立ち上がる(下の画像を参照)。

画面上部に出ている文字入力用の窓に、生成したい画像の条件文を書いて、その下にある「生成」ボタンを押す。たったそれだけで、この世で1つだけのオリジナル画像が、下の画像のように自動で4枚生成される。驚きだ😱

下の画像は、実際に「Bingイメージクリエーター」で、東京湾を背景に大きなシーバスを釣っている女性の写真のような画像を自動生成してみたものだ。

AIツールの使用規定の関係でモザイクをかけてあるが、コレはかなりヤバイクオリティだ。パッと見、現実の写真にしか見えない💦


ザックリした条件文でも画像は生成されるが、欲しい画像のイメージがある程度決まっている時は、出来る限り詳しく条件指定した方が、イメージに近い画像が生成されやすくなる。

例えば「日本人の女性が釣った」とか「東京湾で釣った」とか「陸っぱりで」とかみたいな条件だ。他にも「萌え萌えイラスト風に」とか「セクシーな女性が」みたいな条件も追加できるが、まぁ、その辺りは貴方の好み・性癖にお任せしよう。

ちなみに、上に掲載した画像生成の条件文は、下記のとおりだ。

日本人の女性が、東京湾の陸っぱりでのルアーフィッシングで、大きなスズキを釣って、大喜びしている

但し、生成された画像については、マイクロソフト社の「Bing スレッド エクスペリエンスおよび Image Creator に関する規約」に「オンラインサービス以外の場所で、個人の合法的な非商業的目的のために作成物を使用できます」とあるので、ネット上のブログやホームページに画像を使用するのは禁止だし、釣り雑誌等の商業メディアで使用するのも禁止となっている。

そんなこともあり、今回の記事では「Bingイメージクリエーター」で生成した画像には、全てモザイクをかけさせて頂いた。

私がやってみた限りでは、魚の部分が「シーバス」とは思えない不思議な魚になっており、女性の顔が心霊写真のように崩れた顔になってしまっているケースが多かったので、リアリティの精度としては、今はまだまだという感じだが、これからどんどんAIの学習が進んで行くと思うので、毎日のように精度が向上してゆくだろう。

ただ厳密には、今回のようなモザイクがけした使い方もグレーゾンのような気がするので、マイクロソフト社さん、もし規約違反になる場合は、すぐに画像を削除するので、アカウント停止する前に、ご指摘下さいませ🙇💦

私自身は、生成された画像をこっそり使ってフェイクの釣行記事を書くつもりは全く無く、あくまで、記事の趣旨は「Bingイメージクリエーター」の ” 正しい活用方法 ” の紹介なので・・・

Bing スレッド エクスペリエンスおよび Image Creator に関する規約

ただ、生成された画像を見ただけでは「Bingイメージクリエーター」で生成された画像なのかどうかの判別は難しそうだし、世の中には悪いヤツが居るので、こういう規約があっても、それを無視してネット上の記事に使用する者も出て来そうだ。そもそも、こういう規約があることに気づいていない者も多いだろう。この記事をお読みになった皆さんは、十分ご注意を💦

ちなみに、今回はAIによる「画像」の自動生成について検証を試みたが、昨今の「WEB3.0」といわれるテクノロジーの民主化時代は、「動画」についてもかなりのところまで素人でも出来るようになってきている。

さすがに「動画」になると、無料ツールで出来る事は限られるのだが、有料ツールまで手を伸ばして、ある程度のデジタルスキルがある者であれば、釣り関連のフェイク動画を生成する事も不可能ではない。

また、今回は「DALLーE2」をベースに開発されているマイクロソフト社の「Bingイメージクリエーター(Bing Image Creator)」で画像生成を試みたが、「DeepArt」「Runway ML」等々の他の画像生成ツールを使えば、もっとクオリティの高いオリジナル画像/フェイク画像を生成出来るかもしれない。恐ろしい時代になってきたものだ・・・


⬛AIに釣りの記事を書かせるは出来るのか? ~ゴルゴ横山風の記事生成は可能か?~

さて、はじめに「画像」と「文章」が、AIで自動生成出来てしまえば、釣り関連のホームページや釣り雑誌のコンテンツは、釣りになんか行かなくても、サクサク大量に生成出来てしまう事になると書いたが、ここまでの記事で「画像」については、ある程度作成できてしまう事が分かった。

そこで、次は「文章」がAIで自動生成出来てしまうのかを検証してみようと思う。「文章」生成の最強ツールと言えば、前回の記事でご紹介した「ChatGPT」だ。

早速「ChatGPT」に、以下のような指令を出してみた。結果としては、突っ込みどころは満載ではあるが、ここまで書いてくれるのかという、ちょっと恐ろしい結果だ・・・💦

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