ツアー25:雨にも負けず、風にも負けず・・・土砂降り覚悟のポイント開拓でナイスワンゲットぉぉー!!~雨の九十九里「南白亀川」深耕開拓~

 

 

 

 

この記事はゴルゴ横山と行く爆釣ポイント開拓の旅「爆釣ドリームツアー」コーナーの第14回目の記事で「夏だ!川だ!千葉県 九十九里エリア「南白亀川」~難攻不落の爆釣要注意デンジャラスポット発見!!~」の続編です。

夏だ!川だ!千葉県 九十九里エリア「南白亀川」~難攻不落の爆釣要注意デンジャラスポット発見!!~


雨にも負けず、負けず・・・土砂降り覚悟のポイント開拓でナイスワンゲット!!~雨の九十九里「南白亀川」深耕開拓~

⬛今回の開拓ポイントはこの辺り

今回開拓釣行に訪れたのは、前回と同様千葉県九十九里エリアに流れ出す「南白亀川」。前回の釣行では、50cmクラスのフッコサイズが釣れたが、今回はどうだったのだろうか。

開拓釣行に訪れたのは7月15日(月)。三連休の最終日だ。今年の7月の関東地方は、ほぼ全ての週末は暴風か雨模様で、なかなか思うような釣りが出来なかったが、そろそろこのホームページ用の動画も撮影したかったので、この日は雨覚悟で無理やり取材釣行に出る事にした。

(※画像出典:Google Map)


⬛「南白亀川」概要

今回、開拓釣行に訪れた「南白亀川」は、千葉県九十九里エリアに流れ出す二級河川。「二級河川」といっても、別に川幅が二級クラスという訳では無く、管理主体が国では無く都道府県であるという違いがあるだけで、川幅は結構デカイ。

《「南白亀川」河口付近》

ちなみに、流域面積1000平方km以上の水系全てや、複数の都道府県を流れる水系の多くは「一級水系」に指定されており「一級水系」以外の比較的流域面積が小さい水系(二級水系)の河川のうち、都道府県が管理している河川が「二級河川」。

要するに、流域面積が大きかったり、複数の都道府県を流れていたりすると、災害等、何かあった時には、1つの都道府県だけでは対処しきれない事態が起こる可能性が高いので、そういう国民への影響が大きな河川は国が管理することにして「一級河川」と分類しているのである。

また、複数の都道府県にまたがっている河川の場合、上流側の都道府県が、勝手に堰やダムなんかを作って、川の流れを変えてしまったりすると、下流側の都道府県に大きな影響が出てしまったりするので、複数の都道府県にまたがっている河川の多くは国が管理者となり、大きな視点で管理する事になっている。

一方、その川が他県にまたがっておらず、何かあった時に自県だけで対処し易く、また、何かやっても他県に迷惑がかかりにくい河川は、その流域の都道府県に管理を任せ「二級河川」と名付けて区別しているのだ。

ということで「二級河川」といっても、その県内に水系が閉じていれば、川幅がある程度デカくても都道府県単体で管理可能なので「二級河川」と言う指定になるので「一級」「二級」の違いが、そのまま川幅の違いを表すかと言うとそうでもないのでご注意を。

一見、細いどぶ川に見えるような河川でも、複数都道府県にまたがっていると「一級河川」になることがある。また、現在の南白亀川流域の市街化率は 25%程度で、流域の約 70%は水田・畑地等の農地となっているので、私の分類的には、南白亀川は「田畑型河川」だ。

この「田畑型河川」について更に知りたい方は、下記の記事もご参考にどうぞ。

河川の3分類ーその3;田畑型河川


⬛青海苔の養殖が盛んな「南白亀川」

前回の記事でも書いたが、南白亀川には、所々竹杭のようなものが密集している場所がある。これらの杭は、船の座礁防止の目印や、ウナギ漁の仕掛けだったりする可能性もあるが、正確な用途は不明。

その他にも、ここ南白亀川では青海苔の養殖が盛んなので、場所によっては、かつての海苔棚の名残かもしれない。ただ、現在の南白亀川の青海苔の養殖は、大体9月位からがメインの時期なので、年中杭がバンバン撃ち込まれている訳では無いので、その可能性は低そうだ。

南白亀川の青海苔の養殖においては、大体9月下旬から、河川内の養殖エリアに、ノリ網を張るための鉄柱を打ち込み、水温がアオノリの採苗や生育に適した20℃前後に低下する10月中旬からノリ網を張り始める。

張り込みの際には、網がたるまないように広げ、水深50㎝前後になるようにおもりと浮子を付けて張っているので、その周辺ではルアーのキャストは控えた方がいいだろう。

ちなみに、青海苔の養殖用の網は、網の張り込み後、35~50日前後で青海苔が収穫に適した長さに達し、11月中旬~12月上旬頃が収穫期となる。

収穫が終わると、これらの養殖棚の多くは撤去される。年中網を張ったままにしておくと、台風なんかの増水で流されてしまう可能性があるからだ。大事な養殖道具が流されてしまったら大打撃だ。

《南白亀川の青海苔の養殖場》

ということで、いよいよ今回の開拓ツアーの解説に移ることにしよう。前回は、下流域の「旭橋」から、河口付近の「V字ワンド」の間のエリアを開拓したが、今回は違う場所を攻めてみる事にした。

結果としては、前回よりもサイズアップし、何とかスズキクラスのシーバスをゲットする事が出来た。さて、釣れたのはどこだろう。今回も、実際の釣行時の動画に加え、釣れた場所や条件等、現場画像満載で詳細に解説したので、皆さんの今後の釣りの参考にして頂ければと思う。

それでは、早速GO!!


⬛今回の開拓ツアー解説

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について