ゴールデンウィークの遠征オススメポイント特集!!

 

 

 

いよいよ平成の世も終わりに近づいてきたが、今はゴールデンウィーク真っただ中。皆さんはどこに釣りに行くのだろうか。私は、4月30日から釣りに出かけようと思っていたが、あいにくのお天気になりそうで、少々悩んでいる。

雨とは言っても、雨の後が良いポイントや、雨の後でなければほとんど釣れないポイントもあるので、一概に雨が悪いとも言えないが、やはりずぶ濡れになって釣りをするのは気分が良くない。もう少し、悩ませて頂こうと思う。

また、このホームページでは、毎年ゴールデンウィークの時期には、下記のようにおススメポイントの紹介記事を掲載してきたが、

苦節3年、やっとのことで魚が見えた!GWのリバーシーバスポイント!!(良型ゲット動画あり)

最恐ポイントにチャレンジャー現る!~連休こそ贅沢なチャレンジを!~

今年も私の独断と偏見で、いくつかおススメポイントをご紹介させて頂こうと思う。

まぁ、おススメポイントというよりも、爆釣ポイントを絞り込むヒントのような情報になるかもしれないが、ご参考になれば幸いである。

それでは、早速GO!!


■おススメポイント1:利根川流域「高田川~取手・鬼怒川」

いわゆるリーバーシーバスというと夏・秋のイメージがあるかもしれないが、実はGWの時期にはスズキは、既に結構上流まで遡上している。例年、私はGWの時期に、利根川の取手~鬼怒川エリアに足を運んでいるが、結構な確率でスズキの存在を確認している。

昨年は、私自身は残念ながらGWの期間中にはスズキをゲット出来なかったが、友人はゲットしている。私自身がGWの時期に利根川を攻める場合は、下の地図の赤点線の区間の「高田川合流部~取手」の区間をうろうろすることが多い。

ちなみに、鬼怒川と利根川の合流部は、取手エリアの少し上流側にあるが、鬼怒川の中にもスズキは例年既に入り込んでいる。昼間はアユ釣り師が多くなる季節ではあるが、夜は誰も居なくなるので、狙い目でもある。但し、ウェーダーは必須だ。

(※画像出典:川の名前を調べる地図


利根川・鬼怒川には、実績ポイントが山ほどあるが、ポイントがあり過ぎて行先に迷う方も多いと思うので、GWに利根川デビューをしようと思う方向けに、あえて1ヵ所挙げるとすれば、まずは「高田川の合流部」が攻め易いと思うがいかがだろうか。

(※画像出典:川の名前を調べる地図


高田川の河口は、私自身数多くの実績があるポイントであり、下の画像をご覧頂ければわかるとおり、干潮時にはかなりの部分が干上がるドシャローポイントだ。当然、狙い目は高潮位時の潮が動く時間帯だ。満潮からの下げ鼻なんかは、一番分かり易い時合だろう。

また、今年のGWは、前半はお天気が悪い日も多くなる可能性が高いが、ここは雨後のド茶濁りの時に、入れ食い爆釣になったこともあるので、雨後は狙い目かもしれない。実際に、下の画像のどのスポットで釣れたかは、今回は敢えて書かないでおこう。

別に、ポイントを隠したい訳では無いが、まずはご自身で写真をよく見て、魚の付きそうな場所を絞り込み、実際にルアーを投げて確かめてみるといい。このポイントは、それほど広いポイントでは無いので、目ぼしいスポットは1-2時間もあれば、一通りチェックすることが出来る。どうしても、事前に実績スポットが知りたい方は、直接このサイトの質問ページやCRAZYSコーナー等から問い合わせて頂ければ、お教えしよう。

《高田川河口全景》(※画像出典:Google Map)


■おススメポイント2:千葉県九十九里エリア「夷隅川」

私自身、毎年「5月」というと、九十九里エリアが一番気になるエリアである。九十九里エリアは5~10月位までのかなり長い期間スズキがコンスタントに狙えるエリアというイメージなのだが「爆釣」といえるくらいの釣れ方をするのは、私の過去の個人的経験では「5月」に集中している。

九十九里エリアを狙う場合、最も分かり易いのは「川」がらみのポイントだろう。九十九里エリアには「夷隅川、一宮川、南白亀川、真亀川、木戸川、栗山川、作田川、新川」等の有望な河川が数多く存在している。

ちなみに、ここで言う「川」には「河口」も含まれるのでご注意を。というのも「木戸川、新川」は、河口がかなり浅く・狭くなっている年が多いので、よほど潮位が高い時以外は、河川内は望み薄で、基本的には河口狙いが無難だろう。

ちなみに、木戸川河口は、河口から真っすぐ川の深みが伸びている年はまず無く、大体河口からすぐの岸沿いを左に折れ曲がり、しばらく岸沿いを流れてから、沖に流れ出すような地形になっている。

その深みの中やカケ上がりには、周年エイの大群が居ついているので、不用意なウェーディングはやめた方がいい。そんな事もあり、私はここを攻める時は、深みのカケ上がりから出来るだけ離れてキャストするようにしている。春のエイの産卵期以外の、12月や1月のような真冬でも、ここでは毎年エイが入れ食いなる事を私自身確認しているので、周年要注意だ。

ただ、これだけエイが居つくということは、何か良い条件が揃っているということでもあると思うので、いつかはスズキが入れ食いになる時が来るだろうと思って、毎年何度も行っているのだが、私自身は未だスズキの顔を拝めたことが無い。ゴルゴよりも先に、ここを落としてやろうという気概のある方は、是非チャレンジしてみて欲しい。

私や友人たちの実績を含めると、上記の8本の河川は、どれも実績があるが、とりあえず1本だけ選べと言われれば、最右翼は「夷隅川」だろう。地元の釣具屋には、多くのモンスタークラスの魚拓が張られており、私や友人たちも多くのランカークラスを仕留めている。時には、入れ食い爆釣に遭遇出来る事もある。

(※画像出典:Google Map)


■「夷隅川河口」詳細解説

下の画像に記したA~Fが、夷隅川河口におけるスズキの実績ポイントだ。以下、それぞれのポイントについて解説する。

いずれのポイントも、地元の方以外は、車での釣行が前提となるが、車で行く際に、最もアプローチが楽なのは「Fポイント]。ここは、すぐ横に無料の公営駐車場が完備されているので、安心して車を停めておけるうえ、車から徒歩数十秒でポイントまで歩いて行ける。ウェーダーも必要ないので、かなりお気楽なポイントだ。

ちなみに、E、Fは川のように見えるが、実は細長いワンドのような、奥が行き止まりになっている水路。夏場には、多くのハゼ釣り師がズラッと並ぶ、ハゼ釣りの名所でもある。

夷隅川河口部の流心は、海に向かって左のB、Cポイント側に寄っているので、基本的にはA、E、Fポイントは「高潮位時」に狙うポイントだ。どうしても低潮位時に攻めるなら、上げ潮が動いている時間帯でないと、かなり苦戦するだろう。干潮周りなら、上げ鼻狙い1択だ。

但し、E、Fポイント共に、最深部はそれなりに深くなっており、カケ上がりが急深になっている場所もあるので、ウェーディングする際は慎重に。ちなみに、ここでのヒットは、ほぼ全てカケ上がりが始まるブレイクライン周辺に集中するので、特に高潮位時は、あまりウェーディングせずに岸近くからのキャストをお勧めする。

Aポイントは、基本的にウェーディング前提のポイントだ。狙い目は、E、Fポイントから伸びる深みの周辺のカケ上がり狙い。増水時は、右側の下流側のテトラ手前のワンド状になった部分にベイトが溜まり、入れ食いになることもあるので要注意だ。ちなみに、このワンドは陸っぱりの護岸からも狙える立ち位置がある。

Cポイントは、岸近くからそれなりに水深がある護岸ポイント。護岸の上の陸っぱりから狙うポイントだ。当然、ウェーダーは必要ない。但し、ここは何がある訳でもない広大な川筋に向けて広範囲にフルキャストしまくるという釣りになるため、私はあまり好きではないが、当たるとデカイ。数はあまり期待できないが、ドカンと1発大物が出るロマンがあるポイントでもある。

Dポイントは、高潮位時や増水時限定のポイント。下の画像を見ると分かる通り、テトラの隙間から水が出入りしている干潟の様なポイントだ。最奥部には流れ込みもあり、その流れ込み周辺で釣れたこともある。

但し、ここでは私自身はMAX50クラスまでで、スズキクラスを釣ったことが無いので、私にとっては大増水時や大荒れ時に「もしかしたら、この条件なら1発大物が入り込んでいるかも・・・」と賭けをする感じの、ギャンブルポイントでもある。深みの水深は結構深く、雰囲気的にはかなり釣れそうな気配を感じるので、いつかはここでスズキクラスを釣ってやりたいと思っている。

Bポイントは、かつては「5月の夷隅川」では最強の爆釣ポイントだったのだが、今は堤防を取り囲むようにテトラが入ってしまって釣りをし難くなってしまった。テトラが無かった頃は、高潮位時に堤防の上から、川筋に向けてキャストすると入れ食いになる事も多々あった。今は、テトラのせいで、釣り座が限られてしまうため、最近はあまり訪れなくなった。

《夷隅川河口の画像》(※画像出典:Google Map)

先程、九十九里エリアには8本の有望河川があると書いたが、それなりの規模があって、周年スズキが出入りする可能性が高い河川は「夷隅川、一宮川、栗山川、作田川」の4河川。これらの河川には、全て「堰」が存在する。堰の場所は衛星写真で見ればすぐわかる。

ということで、これらを開拓する場合は、まずは「河口」と「堰」の2カ所を習得して、その後「河口」と「堰」の間のエリアを埋めてゆくというのが効率的では無いかと思う。

その次にチェックするのは「中洲」だ。これも衛星画像で簡単に見つけられるので、美味しそうな中洲を見つけたら、実際にその場に行ってみて、侵入可能性を探る。上記の4河川には、いずれも中洲がある。九十九里エリアに限らず、私の河川の開拓方法は、大体その順番で行うことが多い。


利根川、夷隅川と「河川」ポイントが続いてしまったが、中には「川は夏になってからでもいいだろう」という方も居るかもしれない。そんな方の為に、今度は「海」のポイントをご紹介してみよう。その後は「東京湾奥」「三浦半島」「伊豆半島」「駿河湾」の、GWおススメポイントもご紹介するので、お楽しみに!

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について