先日の２月１２日は、私は東京湾千葉港周辺の某所でウェーディングしていたのだが、この日、私が現地で測った気温は３度で、この辺りのエリアとしては、かなり寒いレベルの気温だった😅
しかし、本日２月１５日は、先日の寒さから一転して、気温が急上昇して、春本番さながらの温かさになっている。一応、参考までに今年の２月の千葉港周辺の気温推移をグラフ化して掲載しておこう。
ちなみに、私の場合は何故か気温が５度を切ると、急激に寒さを感じる事が多い。皆さんはどうだろうか？
（※出典：気象庁HP）
ところで、このポカポカ陽気はいつまで続くのだろうか？釣り師としては、このまま春本番に突入してしまうのかが気になるところだが、気象庁によると「きょう15日、関東地方で春一番が吹きました。」とのこと。例年「春一番」の風が吹くのは３月なのだが、今年は昨年よりも半月ほど早い春一番だ。
で、私の過去の経験だと、「春一番」の風が吹くと、東京湾の内湾エリアの陸っぱりやウェーディングで釣れるシーバスの数は急激に増えて来るのだが、釣れるシーバスのサイズは一気に小さくなって来る。感覚値で言うと、アベレージ６０ｃｍだったのが、４０－５０ｃｍクラスに縮んでくるというイメージだ。
ちなみに、「春一番」の風が吹くと、バチ抜けで抜けて来るバチのサイズも急激に小さくなって来る。例年だと、３月中旬くらいから、バチのサイズが小さくなって来て、４月以降は２ｃｍ前後の、いわゆる「クルクルバチ」が多くなってくるのだが、今年はそれらの動きは１ヶ月程度前倒しでやって来る可能性がある。
そして、もう一つ忘れてはいけないのは、エイの産卵乗っ込みだ。私の様なウェーディング主体のアングラーにとっては天敵ともいえる「アカエイ」は、毎年、春頃（２－５月）に、内湾の浅い場所や汽水域に群れで押し寄せて交尾相手を探し交尾をして、春～夏頃（５ー９月）の夜間に５～１０匹の体長１０ｃｍほどの稚魚を５～１０匹程度産む。
要するに、私たちがよくウェーディングしている河口や干潟は、２月以降は激ヤバシーズンに突入して来るということだ。
ただ、エイは産卵期以外も結構河口や干潟に接岸していて、私自身は１２月や１月の小櫃川河口干潟や、１０月、１１月に盤津干潟の江川澪筋周辺で大きなエイを釣った事があるし、江川澪筋では昔、エイに刺されたアングラーを、物凄いサーチライトで干潟を照らしながら捜索しているレスキュー隊と遭遇した事もある。
また、九十九里エリアの河口はエイが多いので有名なのだが、特に、新川、木戸川河口のように、夜間ひと気が無い河口では、真冬も含めて１年中エイが入れ食いになる経験をしている。これは、昔も今も変わりない。
私の場合は、幸いまだエイに刺された経験が無いのだが、刺された経験のある釣り仲間の話を聞くと、歩けない程ではないが、やはり相当痛いようで、全員病院送りになっている。
私自身も、常にエイの危険がゼロでは無い場所で年中釣りをしているので、いつかはヤラれるだろうと覚悟はしているのだが、気になるのはその「痛さ」だ。
私の知る限りでは、レスキュー出動を要請する程の重症はほとんど無く、皆自力で病院に行っているが、出来ればその「痛み」がどんなモノなのかは、事前に知っておきたい。そんな方は、結構多いのでは無かろうか。
ということで今回は、Youtubeから、実際に「アカエイ」に刺された時の動画をピックアップしてご紹介してみようと思う。
当ホームページは、かなりクレイジーなマニアックアングラーの方が多く閲読されているので、皆さんにとっても「明日は我が身」という感じだと思う。
グダグダ考えるよりも、百聞は一見に如かず。とりあえず、下の動画を観て、お互い覚悟を深めておこう😅
※また、当サイトには、簡単ではあるが、皆さんの釣りに関する意見・経験を集約するアンケートシステムを用意しておいたので、是非、ご回答頂けると有難い。幅広い皆さんのご意見が「The Truth Of Seabass」の一端を垣間見させてくれるかもしれない。
Wisdom of Crowds ： 釣りに関するアンケート
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