この記事は「Golyoko Blog」コーナーの記事です。
もう９月も半ばと言うのに、まだまだ暑い日が続いているが、もうすぐ秋の爆釣シーズンだ。そして秋と言えば、食欲の秋。ということで、今回はいつもの記事とはちょっと嗜好を変えて、ゴルゴ横山の激オススメのグルメスポットをご紹介しようと思う。
皆さんも、いろいろ穴場の ” 釣り場メシ ” を知っていると思うが、今回は伊豆・房総エリア縛りで、私自身が過去訪れて、自信をもってオススメできる ” 釣り場メシ ” をご紹介しようと思う。
といっても、挙げだすとキリが無いので、とりあえず今回は「海鮮」系の激オススメ店を４つほどご紹介してみようと思う。やはり、せっかく海の方に出掛けているのだから、旨い海鮮丼などを食べたいと思う事も多いのではないだろうか。
しかし、下手に幹線道路沿いの入り易い店に入ってしまうと、刺身の質は良くても、びっくりする様な観光地値段だったりする事も多い。
例えば、伊豆半島北部の国道１３５号線沿いの江の浦にある「浜ゆう」なんかは要注意だ。現時点の「食べログ」を見てみると、料金帯はランチタイム周りで「￥２０００～￥２９９９」となっているが、海鮮丼を食べようとすると、通常グレードのものでも基本的には２０００円台後半で、税込み３０００円位を想定しておく必要がある。釣り行ったついでに、ちょっと旨いメシでも･･･という気持ちで入って、いきなり丼ぶり１杯３０００円は痛い。
まぁ、店内はとても綺麗で、窓からの景色も最高で、刺身の質なんかも文句無しなので、家族旅行なんかで、ちょっと豪華な食事を楽しみたいという場合には最高のお店ではあるのだが（実際、私も旅行の時にはリピートした）、釣りに行ったついでの昼メシに、ちょっと旨いもんでも食べていこうという気持ちで入ってしまうと、超絶後悔してしまう。観光地エリアには、この手の飲食店がゴロゴロ存在している。
まぁ、この手の有名観光地の飲食店は、旅行なんかの非日常を楽しむお店であり、私の様な中途半端な貧乏釣り師が気軽に立ち寄るようなお店では無いという事だ。せめて店外に値段の分かる看板等を出しておいて欲しいものだ。
食べログ「浜ゆうのメニュー写真」
伊豆半島の中でも有数の景色がいい海沿いの道路の「国道１３５号線」沿いにあるこの手のお店は、店外に値段が分かる看板なんかは出ていない事が大半なので、もし入ってみようと思った時は、焦らずに一旦車をどこかに停めて、ネットでメニューの価格帯を調べてから入る事をオススメする。他の観光地も同様の注意が必要だろう。
私の場合、釣れなかった時の夕飯は、コンビニ弁当で済ませるか、自宅に帰ってからカップ麺で我慢して、釣れた時は、ラーメン屋でちょっと豪華なトッピングをするという程度の事が多いので、海鮮系のメシを食べるというのは、ちょっと遠征した時に旅行気分のランチタイムの場合が大半だ。
まぁ、伊豆半島や房総半島の海鮮系のメシ屋のほとんどは、夜は営業していないので、結果的にこの手のメシ屋に入れるのは、朝～夕方に限られる。
ということで、今回はゴルゴ横山が実際に訪れて、安心してご紹介できるお店を４つほどご紹介しようと思う。とはいっても、やはりこの手の観光地エリアで、それなりのクオリティの海鮮系の食事をするには、コンビニ弁当や街中の牛丼屋みたいな値段では無理で、基本的には1000円台になるので、それなりの覚悟は必要だが、まぁ1000円台で収まるなら、たまには奥さんにナイショで旨い刺身を食べるのもいいだろう（笑）
では、早速いってみよう～！！✋
《１．伊豆半島》
⬛神奈川県 小田原漁港内「魚市場食堂」
ここは伊豆半島の入り口に位置する、小田原漁港の市場の施設内の２階にある海鮮系中心の食堂だ。市場内のお店なので、お世辞にも綺麗なお店とは言えず、対応もガサツだが別に失礼な感じでは無い。まぁ、チャキチャキしていて市場らしい雰囲気という感じだ。
価格帯は、ちょっといい海鮮丼なんかだと1000円台後半になり、軽い昼メシ気分で入れるお店では無いが、その刺身の質の良さと、超絶ボリュームを考えると、納得価格だ。小食の女性なんかだと、ちょっとキツイ位の量だ。
近年はネット情報が出回り、休日のランチタイムなんかに行くと、結構な行列となっているが、回転が早いので、意外とそれほど待たされずに入る事が出来る。駐車場は、漁港に大きな無料駐車場があり、土日は混んではいるが、広いので大体停められる。
《営業時間》
★平日：7：00～14：30（平日）
★日曜・祭日・魚市場休業日10：30～14：30
★定休日：水曜日（魚市場休日に準ずる）、12月31日～1月4日
ちなみに、市場場外の周辺には海鮮食堂がひしめいているのだが、超絶観光地な割に大半のお店で1000円台で海鮮丼が食べられるし、刺身の質はどこも最高なので、雨後の河口ヒラスズキなんかを伊豆に狙いに行く度に、毎回違うお店を開拓していくのも楽しいだろう。
⬛神奈川県 福浦「福浦漁港 みなと食堂」
このお店は、温泉で有名な「湯河原」の近くにある「福浦漁港」内にある、福浦漁協直営店の定食屋だ。漁協直営という事もあり、その日の朝獲れ鮮魚を提供してくれるので、刺身の鮮度はピカイチ。ちなみに駐車場は、店の前に10台分ある。
こちらは毎朝その日に揚がった魚を提供しているため、毎日メニューは変化しており、価格帯は上の「魚市場食堂」よりも少し高く、2000円台前半になるが、そのボリュームは「魚市場食堂」の更に上を行く量だ。小さなお子さん連れで行く場合は、１人前をシェアするので十分だろう。
《営業時間》
★11:00～15:00（※ラストオーダー14:30）
★定休日：水曜日 （※月に2回水・木曜日の連休有り、要電話確認（0465-20-7005））
《２．房総半島》
⬛千葉県南房総 城崎海水浴場「船よし」
こちらは、外房というか南房総の北側に位置する鴨川市の海鮮料理店。外房線の安房天津と安房小湊の間あたりの外房黒潮ライン沿いにある小さな小料理屋で、私自身数えきれないくらいリピートしている。
加茂川河口からだと車で約１５分だし、私自身何度もシーバスゲットの実績がある城崎海岸の岩礁帯のスリットは、お店のすぐ裏にある。家族旅行で「鴨川シーワールド」に行き、シャチくん達にずぶ濡れにされた後に行くのもいいだろう。
テレビで紹介されたり、「さかなクン御用達」という事でネットで情報が出回った事もあり、土日休日の１１：３０－１３：００、１８－１９時台は、かなり混むので避けた方がいい。
席はテーブル席と座敷の2種類あり全体で40席。駐車場は店の前に４－５台停められるスペースがある。
メニューの価格帯は１５００円前後。海鮮丼の中身については、この手の海鮮系のお店あるあるで、その日の漁や仕入れ状況により毎日変わるのだが、まずはなにはともあれ「おらが丼」か「2階建て海鮮丼」のいずれかから始めるのがオススメ。「丼」モノの中身の刺身は地魚中心で日々変わる。
ちなみに「２階建て海鮮丼」は、器の中で刺身が４層になっており、何が「２階建て」なのか意味不明（笑）。ある日は１０種類位入っていた事もあり、自分が何の刺身を食べているのか分からなくなるので、気になる方は店員さんに聞くと教えてくれる。
私には「２階建て海鮮丼」は刺身の量が膨大過ぎたので、普通の「おらが丼」でも普通のお店の海鮮丼の「超大盛」クラスの刺身の量だ。
それに加え、でっかいアジ１匹丸ごとのアジフライや小鉢なんかが、いろいろデフォルトで付いてくる上に、定食、セット、丼物を注文すると「あら汁」、「つみれ汁」、「つのまた（海藻）」、「鯛の赤出汁」の4種類ある味噌汁が無料飲み放題（セルフサービス）で、飲み物は、なんと ” 持ち込み自由 ” だ😱
ここで夕方の釣り前に腹ごしらえなんかをしてしまうと、釣りなんか出来ないくらい腹がいっぱいになるので、ここで夕飯を食べた時は、大体、裏の岩礁帯か加茂川河口辺りでしか釣りをする気になれなくなる（笑）
《営業時間》
★11:00～17:00（※ラストオーダーは16:30）
★日曜も営業しているが、定休日は不定(金曜日の休み多し)なので事前に電話連絡必須だ（04-7094-2703）
⬛千葉県内房 保田漁港「保田漁協ばんや」
こちらは、安房郡鋸南町の保田漁港内にある漁協の直営食堂だ。海岸沿いの国道127号線を、館山方面へ進み保田漁港の前にある。私自身は、１１月以降の寒い時期に南房総方面に、産卵回遊のシーバスを追い回す際に立ち寄る事が多い。
当然、刺身の鮮度は最高。ボリュームについては、この手のお店あるあるで、かなりの量だと覚悟した方がいい。
そんなこともあり、かなり人気のお店なのだが、店舗は本館と新館の２つあり、席数はかなり多く、回転も速いので長蛇の列が出来ていても、意外と早く入れる。駐車場も店の前に２００台停められる無料駐車場があるので安心。
《営業時間》
★平日：9時30分～17時ラストオーダー
★土・日曜、祝日：9時30分～18時45分ラストオーダー
※定休日は不定休なうえ、混み具合により閉店時間が前後する事もあるので、電話確認は必須だ（0470-55-4844 ）
以上が、ゴルゴ横山オススメの ” 釣り場メシ ” ４店舗だが、やはり「海鮮系」だと「漁協直営」系が強い。どの店舗も、もしまだ行ったことが無い方は、１度は行ってみる事をオススメする。
釣り場の選択肢が多く迷った時なんかは、先に行きたいメシ屋を決めてから、その近くの釣り場で釣りをするというのもたまにはいいだろう。家族旅行のついでなんかに、家族を連れて行ってあげれば、普段の罪滅ぼしになるかもしれない（笑）。
他にも、この手の「漁協直営」系のお店はいっぱいあるので、遠征の際は、試しにググッってみると、思わぬ新規開拓が出来るかもしれない。
もうすぐ、シーバスは産卵前の乗っ込み爆釣シーズンに突入する。たまには、こんなグルメで景気付けしてみるといいかもしれない！！👍
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Wisdom of Crowds ： 釣りに関するアンケート
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富津岬尖端のお店は観光地価格でお高いのですが、大貫、竹岡エリアは地元価格でお安いです。クラジスにアジの事を書いていたら思い出したので書きます(笑)
かつ菜
小糸川の近くにあるとんかつとアジフライのお店。
１０００円前後で結構な量のとんかつセットや富津産のアジフライが食べられます。オプションで富津産のりの味噌汁あり。味もとても良い。
ある程度、夜間まで開店しているのも釣人向け。
市川旅館
大貫にある旅館併設のお寿司屋さん。
お寿司の並はなんと８００円でお吸い物とデザート付き。
海鮮丼も安い。中、並(１０００円)のお寿司が地元食材多めでおすすめ。
旅館併設なのでここもある程度、夜間までやっているので釣人向け。
番外
カルカッタ
木更津駅の近くにあるインドカレー屋さん。
インド料理店はネパールの方の経営が多いが(それでも薄味で美味しいですが。)、ここは珍しい本物の南インド料理が食べられる。
お昼は１０００円以下で、夜間でも１２００円程度。
オーナーの方曰く、南インドはドサが名物だからおすすめだとか。
駐車場もあって便利。