この記事は「Petit Insight of Seabass (プチ・インサイト・オブ・シーバス)」コーナーの記事です。
やっと台風が通り過ぎて、交通機関の大混乱もひとだんらくしつつある昨今、クソ暑い猛暑日が続いているが、こういう暑い日が安定して続いている時と言うのはリバーシーバス狙いとしては最高の条件ともいえる。
そんなリバーシーバスのハイシーズンのさ中なのだが、川に入ってダメだった時皆さんはどうするだろうか?
特に、海の潮汐の影響を受けるような、半端な中流域なんかを攻めている時は、そこがダメだった時の選択肢としては下記の2つだ。
①海に出て行ったシーバスを狙う
②潮汐が関係ないくらいの上流に居るシーバスを狙う
今回は①の場合の注意点について書かせて頂こうと思う。
⬛夏の河口の注意点
まぁ、敢えて書くほどの事でも無いかもしれないが、やはり河口や干潟でのウェーディングで一番注意すべきは「エイ」だ。私の友人・知人でも、多くの人間がエイの棘に刺されて病院送りになっている。
特に「中小河川の河口」は要注意だ。例えば、千葉県九十九里エリアなんかだと、夷隅川、一宮川、作田川、栗山川等のある程度大きな川の河口と、木戸川、新川、真亀川、南白亀川みたいな、比較的小さな川の河口では、エイ爆弾にやられる確率に違いがあるように思う。
どうしてかというと「中小河川の河口」は、大きな川の河口よりもウェーディングする場所が狭いのだが、その狭い場所にエイが集中するからだ。
エイが100匹接岸したとして、小さな河口では、その100匹のエイが狭い場所に、所狭しと密集して入ってくるが、広い河口ならエイの密度が低くなるので、人間が1人入った時に、エイを踏んでしまう確率が低くなるからだ。
という訳で、例えば千葉県九十九里エリアなんかだと、木戸川、新川なんかの河口は超要注意だ。私の経験上、この2つの河口のエイの密度は、他の河川の河口に比べて群を抜いて高いように思う。
この2つの河口は、シーバスポイントとしてはかなり魅力的で、実際にシーバスの実績もあるのだが、個人的には、ここでウェーディングするのは、1年を通してオススメしない。
ということで、今回は「新川」河口での注意点を書かせて頂こうと思う。他にも、この手の河川はいっぱいあるので、これを参考に皆さんもご注意アレ💦