ツアー54:出たぁー!88cmランカーゲット!!人気エリア茨城県「涸沼川」の ” あの超穴場 ” は今年も健在!ボコボコボイルのトップゲームで爆釣!今年も開幕。丸秘リバーシーバスポイント大公開!!!(爆釣&ランカー実釣動画有り)

 

 

 

 

この記事はゴルゴ横山と行く爆釣ポイント開拓の旅 爆釣ドリームツアー」コーナーの記事です。

爆釣ドリームツアー


★人気エリア茨城県「涸沼川」の超穴場。
ボコボコボイルのトップゲームで爆釣!88cmランカーも!!
今年も開幕BIGリバーシーバスポイント!!!

⬛はじめに

今回の記事は、本当はもう少し後に書く予定だった。実は、この取材の前に、千葉県小櫃川に何度か足を運び、それなりに釣れていたので、その記事を途中まで書いていたのだが、その合間に茨城県「涸沼川」に取材釣行に行った際、かなり派手な釣果が得られたので、少しでも早く皆さんにその情報をお伝えしたいと思い、小櫃川の記事は後回しにして、急遽、涸沼川の取材の記事を優先することにした。

涸沼は例年6-7月の梅雨の時期は、上流側の涸沼川から流されてきたベイトが、涸沼の中の各所に溜まり、いわゆる「ハクパターン」を中心としたトップ系ルアーでのボイル祭りが起こる事で有名なのだが、今年の梅雨の時期も絶好調続きで凄かった。

そして、梅雨が明けると、涸沼に溜まっていた小魚たちが涸沼川に大挙して遡上し始め、それを追ってスズキの群れも川の中に大量に入ってくるようになり、本格的な夏のリバーシーバスシーズンの開幕となる。

この日は、完全に「トップ」系のルアーが最強となるパターンだったのだが、そういうパターンの時は、バイトの瞬間から水面にもの凄い水柱が上がる状況になるのだが、この日も、いかにもTV番組等のメディアが喜びそうな、かなりエキサイティングな釣りとなった。

どのくらい派手だったかというと、まずは下の動画をご覧頂ければと思う。穴場というだけあって、周囲にアングラーの影は全くなく、真っ暗闇の静かな水面にドカンドカンバイトが炸裂する興奮は、暗い夜の動画でも十分、その雰囲気は伝わるのではなかろうか。


⬛ ” ピクピク・スロー・ドッグウォーク ” とは!?

上でも書いたが、今回の取材時の最強ルアーはトップ系のルアーでのドッグウォークだったのだが、私の場合、昼間のトップゲームと異なり、夜間にトップ系のルアーを使う際は、かなり遅めのリトリーブをする事が多い。

また、アクションについては、ミスバイトを防ぐ為に、派手なドッグウォークはあまりせず、ダート幅の狭いドッグウォークを多用する事が多く、このメソッドを私自身は ” ピクピク・スロー・ドッグウォーク ” と呼んでいる。

当ホームページをよくご覧になっている方であれば、私が通常のミノーでよく ” ピクピク・トゥィッチ ” と呼んでいるメソッドを多用しているのはご存じだと思うが、それとほぼ同じ竿の動きをトップ系のペンシルなんかでやる感じだ。

「ピクピクトゥィッチ」について知りたい方は、下記のリンク先の記事をご覧頂ければと思う。個人的な体感レベルの話では、このメソッドは、通常の「ただ引き」よりも、倍近いバイトを引き出せるようになると感じている。何故、このメソッドがそんなによく釣れるのかについては、また後程。

地味な爆釣メソッド「ピクピクトゥイッチ」:メソッド篇(ゴルゴ横山の解説ビデオも掲載)
地味な爆釣メソッド「ピクピクトウイッチ」:実践編(ゴルゴ横山のシーバスヒット動画掲載)

” ピクピク・スロー・ドッグウォーク ” について、実際に解説している動画も掲載しておいたので、コチラもご参考にどうぞ✋


⬛ ” スロー ” の ” ピクピク ” が効く理由

先ほどご紹介した ” ピクピク・スロー・ドッグウォーク ” ” ピクピク・トゥィッチ ” は、どちらも竿の動き自体はほとんど同じで、使うルアーが異なるという感じなのだが、このメソッドは本当によく釣れる。

世の中には ” 必殺メソッド ” なるものが色々紹介されているが、このメソッドは、どんな場所でも使える汎用的で簡単なメソッドであり、初心者でも簡単に実行できるのでオススメだ。

ひと昔前は、ブラックバスとは違い、シーバスの世界では「ただ引き最強説」が一般的で、私自身もそう思っていた時期もあったが、この「ピクピクメソッド」を使い始めてから、明らかに釣果が上がっており、同行者と一緒に釣りをしていても、私だけ釣れるという事が多くなっている。コレは嘘のような本当の話だ。

まぁ、昔からシーバスも、ルアーにアクションを付けたほうが釣れるという方は居たし「湾奥の小場所のストラクチャ周り」なんかで「見えシーバス」を狙う場合なんかは、むしろアクションを付けないと、口を使ってくれない事も多かったので、アクションの重要性は頭では理解していたのだが、当時、私自身は「ただ引き」でもそれなりに釣れていた為、敢えて過去の自分の実績メソッドを捨てて、新たな方法を採用する必要性を感じていなかった。

特に、「湾奥の小場所のストラクチャ周り」では無い「大場所」で、ルアーにアクションを付けた方がスズキがよくバイトしてくるというイメージが、頭の中に無かったのだ。

しかし、Yutube等で実際のスズキの水中での捕食シーンの動画が増えてきた事もあり、それらを活用して、スズキの捕食行動を細かく観察してみると、それまでの「ただ引き最強説」に疑問を感じ、それ以来どんな釣り場でも、ほぼ100%ルアーにアクションを付けるようになり、実際に結果を出せるようになって行った。

そんな中「何故、スズキはそういう捕食行動をとるのか」を考えてみたのが下記の5つのシリーズ記事だった。ポイントとしては「注意を惹く(追わせる)アクション」と「食わせのアクション」の2点だ。詳しくは、下記のリンク先の記事をご覧アレ。

スズキのバイトは定速移行の瞬間に多い!?
「スズキのバイトは定速移行の瞬間に多い!?ーその2:定速走行移行時のバイトとイレギュラーな動きへのアタックは矛盾するのか?」
「スズキのバイトは定速移行の瞬間に多い!?ーその3:加速から定速走行に切り替わる境目でバイトが多くなる理由」
「スズキのバイトは定速移行の瞬間に多い!?ーその2:定速走行移行時のバイトとイレギュラーな動きへのアタックは矛盾するのか?」
「スズキのバイトは定速移行の瞬間に多い!?ーその4:トウイッチの極意」


⬛「小型のベイトの群れ」や「バチ抜け」時に「ミスバイト」が増える理由

夏といえば河川内でのリバーシーバス狙いの機会が多くなるが、ボコボコボイルに遭遇する頻度も多くなる。ただ、このボイルパターンは、5センチ以下の「小魚」の群れにスズキの群れが付いているケースが多くなるのだが、ベイトのサイズが小さくなるほど「ミスバイト」や「バラシ」が確実に多くなる。

この「ミスバイト」や「バラシ」が多発する現象は「バチ抜けパターン」でも同様で、これらの「小魚パターン」「バチ抜けパターン」で、何故「ミスバイト」や「バラシ」が多発するのかというと「口外フッキング」が異様に多くなるというのが、大きな理由。

この「口外フッキング」対策を考えることで「ミスバイト」や「バラシ」の頻度は劇的に減少する。これは私自身、過去に実際釣りをしてきた経験でも、ほぼ間違いないと断言出来る。

昔は、10バイト、10バラシみたいな悪夢のような事がよくあったものだが、近年はそんな悪夢に苛まれる事は、ほぼ無くなった。未だに、バラシやミスバイトはゼロには出来ていないが、頻度は大幅に減少している。

この「口外フッキング対策」については、下記の記事をご覧アレ。ちょっと内容が難解だと思うが、ここまで「口外フッキング対策」を突き詰めて考えた記事は、他に地球上には存在しないしないだろう。

本気でシーバスフィッシングを追求したい方以外は、恐らく途中で心が折れるくらい難解な内容なので、読む場合はそれなりの覚悟を持って臨んでほしい。「触るな危険」だ(笑)

また、最近の私の動画で、スズキとやり取りしているシーンを観て頂くと、四六時中ドラグが出まくっているのが見て取れると思うので「ゴルゴは動画を派手にするために、わざとドラグをユルユルにしているのではないか」という疑念を持つ方が居るかもしれないが、それは全くの誤解。

確かに、以前に比べ相当ドラグはユルユルにしている事が多いが、それは動画を派手にする為では無く、バラシを減らすためだ。もっと言うと「口外フッキング」によるフックアウト防止対策。

特に「バチ抜け」や、”ハク”パターンに代表される「マイクロベイト」パターンの時は、8~9割がた「口外フッキング」になり、フッキング状態が半端になる事が多く、そういう場合「強い合わせを入れる」とか「強引なやり取りをする」みたいな事をすると、やり取りの途中でフックアウトしてしまう確率が極めて高くなるのだ。

何故、ユルユルドラグがその対策になるのかという点については、下記のリンク先の記事をご覧頂ければと思う。嫌になるくらい詳しく解説している(笑)

「バチ抜け期の『口外フッキング』への対応ーその1:アフォーダンス」
「バチ抜け期の『口外フッキング』への対応ーその2:マイクロスリップ」
「バチ抜け期の『口外フッキング』への対応ーその3:バチ抜けミスバイトへの処方箋」
「素早い動きをするベイトパターンにおけるミスバイト対策」
ゴルゴ横山はメーターオーバーを過去4回ヒットさせていたかもしれない!?ーその1 ~ゴルゴがメーターオーバーを獲れない理由!?~
ゴルゴ横山はメーターオーバーを過去4回ヒットさせていたかもしれない!?ーその2 ~バラシを激減させるドラグ設定~


⬛今回の開拓チャレンジエリア

今回のチャレンジエリアは、表題にもあるとおり茨城県の「涸沼川」だ。この涸沼川は、昔からランカークラスの実績が高いだけでなく、数々のメーターオーバー伝説も存在する、モンスターシーバスの聖地の様な河川だ。

また、この涸沼川は、利根川のような川幅がだだっ広い河川と異なり、比較的川幅が狭く、対岸までルアーが届いてしまうような場所も多く、デカイ魚が釣れる川の割に、ポイントが絞りやすいという事もあり人気の河川の一つとなっている。

しかし、近年Youtubeで涸沼や涸沼川での動画が多く掲載されるようになった事も影響しているのか、メジャーなポイントは人が多くなってきており、私のような会社員のサンデーアングラーにとっては、なかなかオイシイ場所に入りにくくなってきたように思う。

とはいえ、そんなエリアでも、未だ釣り人があまり足を踏み入れていない場所はいっぱいある。無理して先行者の方の横に並ぶのは失礼だし、離れて並んでもお互い気を遣うだけだ。

そんな場所では、面倒くさがらずにちょっと自分の足で歩いてみるだけで、いくらでもオイシそうな場所は見つかる。今回は、そんな ” 穴場 ” の一つの様子を見に行ってきた。


⬛今回の開拓ツアー概要 ~今回大型シーバスが釣れたポイントはズバリここだ!!~

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