この記事は「ゴルゴ横山のしくじり先生」コーナーの記事です。
《さて、ここは何処でしょう???》
⬛ゴルゴ横山、釣り人生初のギブアップ!!
今回の記事は、私の釣り人生での最大の ” しくじり ” の話であり、私がここ10数年秘かに通い続けてきたポイントについての情報提供を皆さんにお願いする記事だ。
過去に釣り雑誌やこのホームページで何度も書いてきたとおり、私のシーバシングのポリシーの1つに「他人の情報で釣りをしない」というのがあり、友人知人から爆釣情報が入ってきた時は、むしろそのポイントは外してポイント選択をするくらい、拘りのあるポリシーでもある。
そのおかげで、過去数多くの新規ポイント開拓や新パターンの発見に成功してきたのだが、その裏には未だ1匹たりともスズキを釣ったことが無い開拓中のポイントも数多い。
また、開拓に成功し爆釣やランカーゲットに成功したポイントの中には、何度もボウズを食らって、やっと釣れるパターンを見出せたケースも多々ある。
最近掲載した記事の中では、下記の2つの90cmUPのモンスターゲットに成功したポイントも、過去に色々な季節・潮回り・天候・・・で、条件を変えて何度も通いボウズを食らい続けてきたポイントだ。
★またもやランカーポイント発見!!一時は爆釣状態!護岸の陸っぱりポイントのバチ抜けパターンで、夢の90cmオーバーモンスターランカーをゲット!
★口には過去に誰かがラインブレイクしたルアーが!!新規ポイント開拓で90cm近いモンスターランカーと激闘!!(モンスターランカー激闘動画あり)
他人の情報を借りずに、自分自身の力だけで新規ポイント開拓を行うというのは、それなりの覚悟と努力が必要なことでもあるのだが、それが成功した時の喜びは筆舌にしがたいものがある。
そんなこともあり、私自身は一度「ここは絶対釣れるパターンが存在するはずだ」と目を付けたポイントは、何度ボウズを食らっても通い続け、時には何年も通ってやっと釣れるパターンが見つかるという事も多い。
まぁ、そんな気長なことをやっているので、釣れるパターンを見つける前に、そのポイントが消滅してしまったり、立ち入り禁止になってしまうなんてことも真間あるのだが・・・(涙)
そんな苦労続きの新規ポイント開拓なのだが、さすがの私でも心が折れ「もう無理だ・・・」とサジを投げたくなっているポイントが、実は3つある。
一つは、東京湾奥の港湾部にある某ポイントで、もう一つは神奈川県湘南の某河口沖、そして三つ目が今回の記事のポイントで、いずれもウェーディングポイントだ。
私的には、これら3つのポイントはどれも、地形や周辺での過去の実績から「どう考えてもスズキが釣れない訳がない」と思えるポイントなのだが、どんな季節・潮周り・時間帯に何度通っても、コツンというバイトはおろか、ベイトの影すら見えず、何度通っても何のヒントも得られず苦戦しているポイントだ。
そんな私にとって「天敵」とも言えるこれら3つのポイントの中でも、今回ご紹介するポイントは苦戦度合いでは他の追随を許さない難敵で、実はもう10数年の間ボウズを食らい続けてきている難攻不落のポイントとなっている。
しかし、諦めの悪さでは世界一を自負する私としては、なかなか諦め切れず「釣れるとしたら、もうこのパターンしか無いだろう」と考え、今年の春もしつこく行ってきた。。。
しかし、魚の気配はどこにも無く、結果はいつものごとくボウズ。これには、さすがの私も手詰まりで、10数年の苦労の末、心が折れ敗北を認めることにした。
私が、一旦目を付けたポイントでサジを投げるのは、これが釣り人生で初めての事であり、慚愧に堪えない事なのだが、何故ここがこんなにも釣れないのか理由が分からない事だけが心残りでもある。
しかし、私の過去の経験では、二人並んで釣りをしていても、何故か私だけカスリもせず、隣の友人が入れ食いなんてこともあったし、私が思いもよらないパターンで魚を釣る友人の姿を見たことも何度もあったので、私に釣れない魚が存在する事は間違いない事実でもある。
そこで、今回は恥を忍んで皆さんに情報提供を呼び掛けることにした。どなたか、ここでスズキを釣った事がある方はいらっしゃらないだろうか?
もし、いらっしゃったら、どうやって/どんなパターンで釣ったのか教えてほしい。そこまで教えてくれなくても、単に「オレはここでスズキを釣ったことがある」という事実を教えてくれるだけでもいい。
この私が、ここまで他人の情報を求めるという事は、今後二度と無いかもしれないが、それだけこのポイントでは、自分自身、思い付く事は全てやってきたし、それだけ苦労させられてきているという事でもあり、思い残すことは何もない。
実は、このポイントは、このホームページでも何度か記事にしているのだが、どこのポイントかお分かりになるだろうか?それは、神奈川県三浦半島に存在するポイントで、下記の2つの記事でご紹介したポイントだ。