TRUTH40「バチ抜け期の『口外フッキング』への対応ーその2:マイクロスリップ」

 

 

 

 

今回の記事は「The Truth of Seabas ザ・トゥルース・オブ・シーバス」コーナーの記事で、「TRUTH39「バチ抜け期の『口外フッキング』への対応ーその1:アフォーダンス」の続編です。


かなり、時間が開いてしまったので、もう内容を忘れてしまった方も多いと思うので、まずは復習を兼ねて、前回の記事の後半部分から一部抜粋してみよう。

バチを捕食しているスズキは、ウジャウジャ居るバチの群れの中から、どうやって「このバチを食おう」と決めているのだろうか?

より大きくて長いバチを選んでいるのだろうか?それとも、バチの密度が濃くなっている部分を目がけて突進しているのだろうか?

いや、私はそうは思わない。本格的なバチ抜けシーンを目視した事がある方ならご理解頂けると思うが、バチがウジャウジャ抜けている時というのは、太くて長いバチなどいくらでも居るし、バチ密度が濃くなっている部分なども周囲にいくらでもある。

つまり、スズキは「理由なき選択」を強いられている可能性があるのだ。ここで「理由の無い行為」など有り得ないという方も居るかもしれないが、実は私達も日々「理由なき選択」を強いられながら生きている。

皆さん、インスタントコーヒーを作る時、テーブルの上に「砂糖」「ミルク」「コーヒーの粉」のどれからコップに入れるだろうか?別に、どれから居れても味は変わらないだろう。まぁ、コーヒーマニアの方から言わせると、何か味の違いが生じるかもしれないが、私のようなコーヒー素人からすると、別にどの順番で入れても、大して味は変わらないように思う。

しかし、私はインスタントコーヒーを作る時、毎回どれからコップに入れるか、無意識のうちに決めている。そうしないとコーヒーを作れないからだ。この時、まさに私は「理由なき行為の選択」をしている。しかもその選択は、大して悩む事も無く、一瞬のうちに行われる。よく考えるとこれは凄い事だ。選ぶ理由が無い選択を、全く悩まずに、一瞬でやってのけているのだ。一体、私には何が起こっているのだろうか?

「理由なき選択」を強いられた時、生き物はどの様な方法で「選択」を行うのだろうか?そこにスズキの「理由なきバチ選択のメカニズム」が隠されている可能性がある。次は、その点について解説してみよう。

ということで、今回は、その「理由なき選択」を生き物がする方法・メカニズムについて解説してみようと思う。果たして、ここに「バチ選択のメカニズム」は潜んでいるのであろうか?

それでは早速GO!!


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