2019年2月の千葉県小櫃川のバチ抜けチェック

 

 


この記事は「ゴルゴ横山のしくじり先生」コーナーの記事です。


■バチ抜けとランカー

さて、いよいよバチ抜けシーズン到来だ!先日、当サイトで私にとっては今年初のバチ抜けパターンでの爆釣動画満載の記事を掲載したが、皆さんも既にバチ抜けに遭遇しているだろうか。

謎のバチ抜け!?ランカー&入れ食い爆釣!!「港湾部ウェーディングポイント開拓」~ひやひや激釣動画満載!!~

しかし、こんな記事を掲載しているからといって、私が常に順調にバチ抜けに遭遇できているかというと、そんなことは全くない。実は、裏では予想が外れボウズを食らうことも多い。

また、この時期のバチ抜けは、予想どころか、行ってみないと分からないという事も多く、とりあえず大潮・中潮の満潮からの下げ鼻に気になるポイントに行ってみるという事が重要になる。

世の中には「バチ抜けは、大潮の満潮からの下げと同時に起こる事が多い」と書かれている記事も多いが、実際は「大潮の下げ」にバチ抜け実績ポイントに足を運んでも、バチの気配さえないということも多い。「ことも多い」というか「そんな事の方が大半」と言っても過言では無い。

特に、1-2月のバチ抜け初期のバチ抜けは神出鬼没なのだ。これから3-4月と、バチ抜け後半の季節に突入してくると、バチ抜けの頻度も上がってきて、長潮・若潮なんかでも、バチがウジャウジャ居る場所が出てくるが、そんな季節は、釣れる数は増えるが、サイズは小型が多くなる。

私の個人的な関東圏における過去の実績では、1-2月のバチ抜け初期では「なかなかバチ抜けに遭遇出来ないが、運よく遭遇できれば、ほとんどの場合ランカーが釣れる」という結果になっている。もちろん、セイゴ、フッコサイズも釣れるが、ランカークラスもかなりの確率で釣れている。

ここで言う「ランカー」とは、河川や外洋がらみでは80㎝以上。都市部港湾部の運河エリアでは60㎝以上を指す。私の過去の経験では、都市部港湾部の運河エリアでは60㎝以上のサイズはなかなか釣れない。

例えば、東京都エリアの運河や埠頭エリアの陸っぱりポイントでは1年400回釣りに行ったとしても、60㎝以上のサイズが釣れるのは片手で数えられる位の方が大半だと思う。また、その片手で数えられる位の60㎝以上クラスが釣れるのは、2月と10-11月に集中しているのではなかろうか。

特に、3月から9月の時期は、数はそれなりに釣れるのだが、ほぼ30-50cmクラスしか釣れない。それだけ60㎝以上の「スズキ」と呼べるサイズはなかなか釣れないのだ。地方の方から見ると、バカにされるかもしれないが、そういうエリアでは60㎝以上をゲットするのは尊敬に値することなのだ。

ということで、バチ抜けパターンで、比較的楽にランカークラスを狙うなら、私としては「2月」が最もおススメの時期。まぁ、おススメと言っても、相手はランカー。そんなに簡単に釣れるものではないし、そもそもこの時期はバチ抜けに遭遇するには「運」の要素が大きくなる。

ということで、今回は私が裏で経験している苦労動画を掲載することにしよう。場所は関東のスズキの聖地、千葉県小櫃川。この動画は、今年(2019年)の2月3日に撮影したものだが、この日は満潮周りをここで過ごした後、すぐ近くの別のポイントに移動して、バチ抜けパターンで、入れ食い&ランカーゲットに成功した。釣りとは分からないものである。

それでは早速、GO!!GO!!


■いよいよ釣りスタート

16時39分釣りスタート。この日は、ほぼ16時ジャスト満潮で、17時ジャストに日が沈む大潮だった。バチ抜け状況を確認するには、かなり良いタイミングといっていいだろう。

ちなみに、このエリアの地元の方は、大体満潮から1時間くらい様子を見て、バチ抜けが起こらないと、サッサと帰ってしまう方が多い。下の動画では、このポイントについて詳しく解説しているので、そちらもご参考にどうぞ。

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