TRUTH39「バチ抜け期の『口外フッキング』への対応ーその1:アフォーダンス」

 

 

 

 

今回の記事は「The Truth of Seabas ザ・トゥルース・オブ・シーバス」コーナーの記事です。


■今回は「バチ抜け期のバラシ対策」だ!!

いきなり妙な画像を掲載させて頂いたが、上記の画像は昨年の7月に掲載した下記の記事で掲載したものだ。

ミスバイトとバラシの真実ーその3:釣れる確率」を高めるには?~針が刺さったが、外れる理由~

上記の画像は、7月の記事の画像だが、釣れたのは3月。つまり、バチ抜け真っ盛りの時期に釣れたスズキだ。なんで突然そんな画像をお見せするのかというと、今年も間もなく ” あの時期 ” がやってくるからだ。

そう「バチ抜け」だ。関東エリアでは、毎年2月に入るとバチ抜けが各地で始まり、バチ抜け初期は大型のスズキがよく釣れる。そして、3月に入り、春一番が吹くと、釣れる数は増えてくるものの、釣れるスズキのサイズのアベレージは小さくなってくる。まぁ、ポイント次第ではあるが、、、

・・・なんて話は、耳タコの方も多いだろう。

そんな既によく知られている話よりも、私が今気になっているのは、これからのバチ抜けの時期に「バラシ」をいかに少なくするかだ。皆さんもご存知のとおり、バチ抜けに付いているスズキはミスバイトが非常に多く、やっとこさヒットまで持ち込んでも、やたらバラシが多くなる。

間違いなく、皆さんもバラシ率は他の季節の倍以上に跳ね上がるだろう。時には「全部バラシた」みたいな事も起こるだろう。これは決して大げさな話では無く、貴方が経験する可能性が十分ある話だ。

私は過去に、バンバンスズキがボイルしている中、10連続バイトノーヒットなんて経験をしたこともある。その日は30回近く明確なバイトがあったにも関わらず、ヒットは7回で、ゲットできたのは3匹だった。つまり、バイトのほとんどはフッキングせず、フッキングしたスズキの半分以上はバラしたということになる。

これは、私の腕の悪さもあると思うが、バチ抜けの時期以外は、こんなにバラし率は高くないので、一概に私の腕だけが原因ではないと考えている。当然、私もバカでは無いので、その後いろいろ原因を考えたり、対策は講じており、それらについては、昨年下記のような記事を掲載させて頂いた。

ミスバイトとバラシの真実ーその1:釣れる確率を高めるには?~バチ抜け対策ロッドは存在しない!~

ミスバイトとバラシの真実ーその2:釣れる確率を高めるには?~ミスバイト&バラシ頻度の最小化~

ミスバイトとバラシの真実ーその3:釣れる確率を高めるには?~針が刺さったが、外れる理由~

ミスバイトとバラシの真実ーその4:釣れる確率を高めるには(最終回)?~半端なフッキングを減らすルアーの構造~」

上記の記事では、かなり細かくミスバイトやバラシについて考察し、対策法を考えているが、それでもまだまだバチ抜けの時期のバラシ率を、それ以外の時期のバラシ率と同等レベルにまで持っていくことは出来ていない。つまり、まだまだ見落としている事があるのである。

昨今、地球の温暖化が叫ばれているが、まだまだ真冬の季節に半袖で居られるような気候にまでは至っていない。そんな冬の夜に、かじかむ手でラインを結び、震えながらリトリーブを繰り返し、やっと来たバイトがミスバイトに終わったり、バレてしまったりした時のショックは、秋や春とは比べ物にならないくらい大きい。

しかも、バチ抜けパターンでスズキをバラす時というのは、得てしてバイト自体は結構ある時が多い。バンバンバイトがあるのに、全くフッキングしない時のストレスというのは、軽いウツになるレベルだ。

ということで、今回はこの「バチ抜け期のバラシ対策」について更にしつこく考えてみようと思う。


■「口外フッキング」の恐怖

まずは、下の3つの画像を見て欲しい。これらは、昨年のバチ抜けパターンで釣れたスズキの画像だ。ピントが合ってなかったり、アングルが悪い事もあって、少々分かりにくいかとは思うが、これらのスズキの口に付いているフックは、全て「口の外」にフッキングしている。勿論、3つの画像は、全て異なるスズキの画像だ。




上記の3つの画像は、全て同じ日に、同じ場所で釣れたスズキだが、この日釣れたスズキは「全て」口の外にフッキングしていた。それまで、私はバチ抜け期のバラシの多さの原因の多くは「吸い込み力」の弱さにあると考えてきたが、それだけではこの「口外フッキング」の理由の全ては説明できない。

正直いうと、この記事を書いている現時点でもその理由は解明できていない。しかし、私自身は、この「口外フッキング」こそがバチ抜け期のミスバイトやバラシが多くなる理由の大半を占めているのではないかと、今では考えている。

この「口外フッキング」について、本気で気にし始めたのは一昨年くらいからなのだが、バチ抜けで釣れるスズキのフッキングパターンは、この「口外フッキング」が、やたら多いのだ。

ということで、今回はこの「口外フッキング」対策を考える事を目標に記事を書いてみたいと思う。当然、現時点では「口外フッキング」の原因が未解明なので、その対策方法までたどり付けるかは分からないが、対策が見つかろうが、見つから無かろうが、2月には各地でばち抜けが間違いなく始まる。

年によっては、1月にバチがバンバン抜ける年もある。「千葉県小櫃川」でも、1月の半ばにバチ抜けで大ボイル&大爆釣が起こった年があるし、東京湾最奥エリアに位置する「葛西臨海公園」でも、毎年1月中旬~2月中旬には、ルアーにバチがどっさり絡んで泳がないくらいのバチ抜けが起こっている。「口外フッキング」が多発する季節は目の前だまで迫ってきている。もはや、先延ばしには出来ない。

それでは、早速「口外フッキング」の原因と対策を見つけ出す旅に出る事にしよう。GO、GO!!

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