TRUTH23「釣れないボイル攻略のヒント-その2:『団塊群』と『ランダム群』」

 

 

 

 

ものすごく間隔が空いてしまったが、今回の記事は下記の記事の続き。果てしなく間が空いてしまったので、もはや何の話の続きなのか思い出せない方がほとんどだと思うので、再度下記の記事を復習してから読んで頂ければと思う。

TRUTH20「釣れないボイル攻略のヒント-その1:『感覚』と『知覚』が産み出す『ベイトの不変項』」


上記の記事では「感覚」と「知覚」の違いについて述べ、生物は日常生活の中では “ そのまま丸ごと ” の直接知覚を多く利用していることを解説した。

しかし、もはや前回の記事の内容を覚えている方はほとんど居ないと思うので、以下に前回の記事の終わりの部分を再掲しておく。詳しくは、上記のリンクボタンをクリックして、復習してみて欲しい。

私たちが動く犬を見ているとき、何を知覚しているのだろう?

もし、私がコンピューターなら、私が「動く犬」を犬であると知覚するのは至難の業だ。何故なら、その犬は「動いている」からだ。ある瞬間の犬の姿を写真にとって「これが犬だ」とコンピューターに教えれば、コンピューターはそれが犬であると学習する。

しかし、次の瞬間には、犬は動いて「別の形」になっている。歩いている犬と、仰向けになって腹を出して寝ている犬は、物理的な形状は全く異なる。そうなると、コンピューターはそれをもう犬だとは認識できない。コンピューターは、先程学習した写真と全く同じ形状の物体しか犬だと認識しないからだ。

しかし、私たちは、犬が歩こうが、寝そべろうが、それが「犬」だと必ず分かる。しかも、犬にはいろいろな種類があるが、それが犬か猫かはひと目で区別できるだろう。全く見たことの無い種類の犬でも、十中八九それが犬だと分かる。

犬には、全ての犬に共通する犬独特の「変わらぬ何か」があるのである。私たちが「犬が犬である」と認識する時には、この犬独特の「変わらぬ何か」を知覚しているとしないと辻褄が合わないのだ。

どんなモノにも、そのもの独自の「変わらぬ何か」がある。生態心理学の世界ではそれは「不変項」と呼ばれている。犬には犬の「不変項」があるのである。

さて、ここで私は、スズキが「ベイトの群れ」を知覚する際も同じ事がいえると考えている・・・(中略)。

ベイトは常に動いているし、群れの塊り自体も常に動いている。しかし、私達はそれが同じベイトの群れであると知覚できる。おそらくスズキも、同様の知覚ができている。でなければ、ベイトの群れを追いかけるなど言う行動は生じないはずだ。

では、スズキが知覚していると思われる「ベイトの群れの不変項」とは何だろう。

群れの中の一匹一匹の小魚にマッチザベイトさせるのではなく、その「ベイトの群れの不変項」にマッチザベイトさせなければ、スズキはそのルアーをベイトの群れの一部とは知覚できない可能性がある。

ここに「釣れないボイル」攻略のヒントがあると私は考えている。

■スズキはベイトの「何」を狙っているのか ~「ベイトの群れの不変項」とは~

私の経験では、小魚の群れにも二種類ある。

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