この記事は「速報&ちょい情報コーナー!!」コーナーの記事です。
(※画像出典:Google Map)
一昨年末くらいから何故か、取材時にランカーシーバスが釣れることが多くなり、派手な内容の記事が増えて来ているような気がするが、別にいつもいつもそんなオイシイ釣りばかりしている訳では無く、裏では結構苦労したり、恥ずかしい釣りをしたりしているのは、当ホームページの会員さん達なら、よくご存じの事だと思う。
ということで、今回は先日の苦労話の1つを書かせて頂ければと思う。ただ、今回の話はあくまで「苦労話の1つ」であり、本当は、それ以外にも、
●2022.2.20.千葉県「菊田川」河口、習志野エリア人工サーフでボウズ
●2022.3.4.東京都東雲「辰巳橋」、千葉県「浮戸川」河口でボウズ
●2022.3.6.神奈川県「小田和湾」でボウズ
●2022.4.1.「養老川」河口、木更津「烏田川」河口でボウズ
・・・等々と、もっと沢山の苦労をしているのだが、そんな話を聞いても面白くないと思うので、敢えて記事にはしていなかった。ちなみに、上記のボツ取材の釣行では全て、バチ抜けや小魚等のベイトは、ほとんど確認出来なかった。まぁ、たまにボラらしき魚が跳ねるのは見えたが・・・
そんな感じで、順調にボウズ釣行を積み重ねてきているゴルゴ横山だが、さすがにハイシーズンに3回も4回もボウズが続くと、自信を失い「自分はもう一生スズキは釣れないのではないか」と疑心暗鬼になってしまう事も間々ある。
しかし、そんな中でもめげずに釣りに行き続けていると、たまに爆釣やらランカーゲットの恩恵にあずかれるのだ。過去、何度も何度もスランプに陥った事があるが、その後には必ず「釣れる日」はやって来たし、訳も無く無性にランカーが釣れそうな気分になる時がやって来た。
それを知っているから、私はどんなに苦戦が続いても、釣りには行き続ける。なんでそんな苦行に耐え続けているのか自分でも不思議になる事があるが、長いトンネルを抜けた後の絶景を何度も見ているだけに、なかなかやめられないというのが正直なところだ。
・・・と、雑談が続いてしまったが、今回の苦労話は茨城県「鹿島港」の立ち入り禁止についてだ。私自身は、自分のホームグラウンドは「車を飛ばして3時間以内のエリアは全部ホームグラウンド」と思っているのだが、この「鹿島港」もそんなポイントの1つ。
ただ、ひと口に「鹿島港」と言っても、だだっ広い港なうえ、直線で移動出来ないポイントも多いので、港内の端っこから、別の港内のポイントに移動するのに、車でも30分位かかる場所も多いので、なかなか1度に全部のポイントの状況を把握するのでは難しい。
前回の記事でも書いたように、最近は比較的コンスタントにランカークラスがゲット出来ており、最近は比較的近場(私の言う「近場」というのは、車で1時間半以内の場所だ)でオイシイ思いをする事が多かったので、こういう調子がいい時にこそ、ギャンブルに挑戦してみようと、先日はここ数年あまり足を踏み入れていなかった鹿島港のポイントの様子を、久しぶりに見に行ってみる事にした。
ただ、さすがに最近の状況が分からなかった為、ここまで行ってロクな釣りが出来ないと精神的ダメージが大きいので、一応、ポイントの候補を3つ程事前に決めて現地に赴いた。
鹿島港には有名な実績ポイントが幾つもあるのだが、それらは「排水溝」や「堤防」周りの比較的水深が深いスポットが多い。まぁ、その辺りのポイントはネットを検索すれば、ほとんど出てくるし、市販の釣り場マップなんかにも掲載されているので、ここでは詳しくは書かない。
気になる方は、とりあえず「鹿島港 釣り」辺りのワードでググってみるか、YouTubeでも検索してみてほしい。山ほど情報が出てくる。
そこで、ゴルゴが様子を見てみようと思った鹿島港のポイントはどこかというと、下の画像のとおり。先ほど「ポイントの候補を3つ程事前に決めて現地に赴いた」と書いたが、その3つの候補が下の画像に示してある。実は、これらは全てウェーディング出来るくらい浅い「ドシャロー系」のポイントだ。
ただ「ドシャロー系」ポイントと言っても、大潮の満潮時みたいな高潮時は、結構な水深になるうえ、この辺りは少しの波気でも、かなり危険なので、私が過去この辺りで釣りをしたのは、全て穏やかな天候の日の低潮位時間帯のみだ。
また、いくらゴキブリの様な行動力と言われる私でも、国内最恐爆釣釣り場と言われる「鹿島中央堤防」や「鹿島南堤防」には足を踏み入れていないのであしからず。
立ち入り禁止ポイントの中でも、この2つはかなり禁止度が高い立ち禁ポイントだ。まぁ「立ち入り禁止」に禁止度もクソも無いと思うが、国内の港湾や漁港は厳密には「立ち入り禁止/釣り禁止」の場所がほとんどで、行政が管理している「釣り公園」を除き、日中堂々と釣りをしていても怒られない釣り場の多くは、黙認系のグレーゾーンポイントだ。
そういう意味でいくと「鹿島中央堤防」や「鹿島南堤防」は、レベル4クラスの立ち入り禁止ポイントと言っていいだろう。いくら釣れると言われても、命あっての爆釣だ。ここでは詳しくは書かないが、興味のある方は「鹿島 堤防 事故」あたりでググれば、山のように記事が出てくるだろう💦
先ほども書いたように、鹿島港の有名なポイントは水深が深い/潮通しのいいポイントが多く、確かに実績は高いのだが、餌釣り師の方も数多く訪れてくるので、何の地元情報も無しに、県外からふらっと行ってもロクな場所に入れない確率が高くなる。
特に、餌釣り師の方はシニア世代の方も多く、平日休日昼夜関係なしに訪れる方も多いので、よほど大雨が降ったり、荒天の日でもない限り、常に人は多いと思ったほうがいい。
そこで、今回は餌釣り師の方が比較的少ない「ドシャロー系」のポイントを選択した訳である。しかも、私自身は「でかいシーバスは浅場に居る」というザックリとした信念を持っている為、この手の餌師が多いエリアでは「ドシャロー系」のウェーディングポイントは、人が少なくて、でかいスズキが釣れる可能性が高いという点で、一石二鳥のポイントでもある。
「鹿島港でドシャロー?しかもウェーディング!?」という方も居るかもしれないが、こんな巨大な港にもそういうポイントは結構点在している。このホームページの読者の方々には鹿島港に詳しい方が結構居そうだが、最近は立入禁止の場所も増えているので、昔の様に自由に出入りはしにくくなってきている。以下、とりあえずそれらについて詳しく解説してみよう。