（※画像出典：Google Map）

さて、いよいよバチ抜けのハイシーズンに突入し、各地ではバチ抜けパターンでの爆釣情報が飛び交ってきていると思うが、皆さんはいかがだろうか。

今年は２月にランカーゲットの記事を掲載させて頂き、その後もプライベートでちょこちょこ地味な釣果を得ては居たのだが、最近はあまりバチ抜けパターンド真ん中系のポイントには足を運んでいない。

例年、３月になるとバチ抜け系のポイントは数は釣れるのだが、小型の比率が多くなり、どこも人が多くなってくるので、私にとってのバチ抜けのハイシーズンは「２月いっぱい」という感じだ。

別に３月以降は、全くバチ抜けポイントに行かないのかと言われると、そこまで固い意志を持っている訳でもないのだが、これからのシーズンは別にバチ抜けポイント以外でもよく釣れる季節になってくる。

また、３月というと気になるのはヒラスズキで、関東では例年、南房総、伊豆半島、三浦半島は、３月はヒラスズキの産卵前乗っ込みで爆釣シーズンに突入してくるので、ヒラスズキデビューしたい方にはおすすめのシーズンだ。ヒラスズキの場合は、バチ抜けよりも、イワシなんかの外洋系のベイトに付く魚なので、ベイトの動向は要注意だ。

また、これからのシーズンは、湾奥の都市部エリアの奥深くにも、型はそれほど大きくはないが、数多くのマルスズキの群れが入ってくるので、比較的なお気楽なポイントでシーバスフィッシングを楽しめるるシーズンになってくるので、バチ抜けポイントを中心に、色々な場所で爆釣情報が飛び交ってくるだろう。

昨年は東京湾の中でも、富津岬や多摩川河口エリアなんかでもヒラスズキが結構釣れていたので、近年の温暖化の影響で思わぬエリアでヒラスズキが釣れてしまうかもしれない。

ちなみに、ヒラスズキというと黒潮系の南方エリアの魚というイメージが強いと思うが、茨城県の南部エリアでも、毎年普通にヒラスズキが釣れているので、近年の水温上昇の影響を考えると、ヒラスズキは茨城県全域に分布しているのかもしれない。

まぁ、この時期にわざわざ「バチ抜けパターン」を外してポイント選択をする変わり者はそうそういらっしゃらないとは思うが、ここはシーバス界の変態が集う「Golyokoシーバスランド」。油断は禁物だ（笑）

ということで、今回はこの時期に「ベイト系パターン」を狙おうという気概のある変態シーバサーの方向けに、軽い注意記事を掲載してみようと思う。

ここで、関東圏のシーバスポイントの中で「ベイト系パターン」中心のポイントは星の数ほどあるが、今回はその中でも誰しも知っている「富津岬」のあるポイントについての軽い情報を一つ。

「富津岬」については以前、何度か取り上げた事があるのだが、その中でも比較的マニアックなポイントとして、下の記事のポイントをとりあげた事があるのだが、皆さん覚えていらっしゃるだろうか。

★千葉県「富津岬」攻略の旅 その１；満潮周りを狙うならここだ！（良型ヒット動画有り）！！）

この記事を掲載してから、私自身も結構な回数このポイントに足を運んでおり、何度もシーバスをゲットしているのだが、正直今年はあまり良くなさそうな気がしている。

まぁ、先ほど「私自身も結構な回数このポイントに足を運んでおり」と書いたが、未だここで１度も釣り人を見かけた事が無いので、誰も興味を持っていないポイントなのかもしれないが、私にとっては、かなり釣れる確率が高い ” かたいポイント ” というイメージだったので、私自身の備忘録を兼ねて「何故、ここは今年はイマイチな気がするのか」を一応書いておくことにする。

「富津岬」というと、岬先端周辺の牡蠣殻山の浅瀬やノリ棚周辺のヨブ周りなんかが有名で、他には南側の「布引海岸」やら、北側の「ジャンボプール裏」なんかも知っている方は多いと思うが、今回とりあげるのはそこでは無く、もっと狭いピンポイントだ。

ちなみに「布引海岸」についてご興味のある方は、下記の記事もご参考にどうぞ✋

★釣り初め with ノースリープ斉藤：千葉県富津エリアｰその１（斉藤氏スズキゲット！！）
★釣り初め with ノースリープ斉藤：千葉県富津エリアｰその２ ～あの爆釣シャローは今！？～

さて「今年はイマイチ」な富津岬のポイントとは、どこなのだろうか？

それを知ることで、富津岬に限らずいろいろな場所に共通する ” あるパターン ” が見えてきて、誰も見向きもしない爆釣ポイントを発見したり、今までよく釣れていたポイントがダメになる理由が分かったりする。ちょっとマニアックだが、今回はそれについて解説してみようと思う。