今回の記事は、一見、秋の干潟エリアの釣行記にみえるかもしれませんが、単なる秋のハイシーズンの釣行記ではありません。
実は「The Truth of Seabas ザ・トゥルース・オブ・シーバス」の記事の「TRUTH35「ベイトの群れのどこを狙うべきか?」「TRUTH19「スズキの捕食戦略-その4;シミュレーション結果『捕食戦略の使い分け』」」の続編です。
上記の記事をまだ未読の方は、是非ご一読を!この2つの記事は、世界初とも言と断言しても過言ではないコンピューターシミュレーションを用いたシーバスの補食パターンを解析した記事です。釣りメディアではまず間違いなく書かれた事のない激レア記事で、Googleで検索してもこんな記事は、世界中どこを探しても無いと断言できます!!
⬛今回のテーマ
今回のお題は ” コノシロパターン ”だ。これからの秋・冬の時期は、例年各地でこの ” コノシロパターン ”が話題になる。そして、このコノシロパターンについては多くの場合「デカイルアーを投げまくる」というのが定石の一つとなっている。
Youtubeなんかでも「コノシロ、シーバス」で検索すると、コノシローパターンでの爆釣動画が数多くUPされているが、そのほとんどはかなりデカイルアーを投げまくっている。
あぁ男らしい。。。おっちゃん、釣り過ぎだよぉ。
悔しいくらい楽しそうな釣りだ・・・。釣りに行きたい・・・。
しかし、コノシロパターンの攻略法はビッグベイトを投げまくるだけなのだろうか?
なんてことを書くと、釣りに行けない腹いせに、まるでビッグベイトの釣りをバカにしているように聞こえるかもしれないが、そんな事はないので誤解なきよう。
ビッグベイトが効くケースは確かにあるのだが、逆に「何を投げても釣れない」という事もよくあるのだ。ということで、ビッグベイトをドッシャンバッシャン投げて釣れるときは、それで釣ればいい。
ハッキリ言って、かなりエキサイティングで楽しい釣りだ。
問題は、後者の場合だ。目の前にコノシロがウヨウヨ居るのに、全くスズキがルアーにバイトして来ないシーンに遭遇した時、どうしたらいいのだろうか。今回は、そんな軽いウツになりそうなケースの攻略法のヒントについて解説してみようと思う。
⬛ベイトの大群に遭遇した時に考えるべきこと
当ホームページでは、ベイト群れに遭遇した時に、どんな攻め方をしたら最も釣果が多くなるかについて、過去色々な視点から記事を掲載してきた。
結構前に書いた記事なので、既に忘れてしまった方も多いと思うので、今回の内容に関係のある記事を2つ程下記に転載しておこう。初めにもご紹介したが、まず1つ目の記事はコレだ。
この記事では、ベイトの大群を前にした時、ベイトが溜まっている部分の「ど真ん中」を狙ったほうがいいのか、それとも「境界部」を狙ったほうがいいのかについて解説した。