今回の記事は「ゴルゴ横山と行く爆釣ポイント開拓の旅:爆釣ドリームツアー」コーナーの記事です。
《この画像は、下に掲載した動画からのキャプチャー画像です。画像が荒いのはご容赦を!》
ふと気が付くと、もう2月。私にとって2月と言えば、バチ抜けシーズン開幕の月で、毎年この時期には、いくつかの定点観測ポイントで、バチ抜けの様子をチェックしに行く頻度が高まる時期でもある。
今年も暖冬で、この記事を書いている本日2月2日は、普通なら1年で最も寒い季節のはずなのだが、今日の東京周辺は春の様な温かさで、冬という雰囲気は全くなかった。やはり、地球の気候は確実に温暖化してきている。
ここで、先ほど「定点観測ポイント」という言葉を使ったが、皆さんにはそういうポイントはあるだろうか。ここで言う「定点観測ポイント」とは、季節の変わり等に、毎年同じくらいの時期に必ず見に行くポイントで、その時期のパターンが始まっているかどうかを知るための情報収集用のポイントのことだ。
私には、そういうポイントがいくつかあるのだが、そのうちの一つに千葉県内房エリアに位置する「小櫃川」がある。私の場合「小櫃川」は、春先のバチ抜けパターンの開幕と、初夏のリバーシーバスパターンの開幕を判断するための情報収集ポイントの一つとなっている。
ちなみに、昨年も2月に小櫃川のバチ抜けチェックに訪れているが、その時の様子は下記に掲載してあるので、ご興味のある方は是非ご覧頂ければと思う。
昨年も書いたが、ここ数年小櫃川のバチ抜けは、ひと昔前と比べるとかなり規模が縮小してきているように思う。全くバチが抜けないという訳では無いのだが、抜けるバチの量がかなり減ってきているように思う。
これはあくまで私個人の現場実感であり、ちゃんとした科学的データに基づいた話ではないのでご注意を。しょっちゅう小櫃川をチェックしている小櫃川マニアの方は「いや、毎年ちゃんとバチ抜けしてるよ」と言われる方も居られるかもしれない。
もしそうだとしたら、私にとってはかなり悔しい話なのだが、私個人は少なくともここ3、4年程は、大量のバチ抜けでバンバンスズキのボイルが起こり、爆釣に遭遇したという経験は1度もない。
ここ数年、大型台風や豪雨が小櫃川を襲っているので、もしかしたら水底のドロと一緒に、バチも流されてしまったのではないかと心配している。ホントのとこどうなのだろう。
・・・なんて心配をしつつ、今年もしつこく少し早めの1月27日に小櫃川のバチ抜けの様子をチェックしてきた。さて、関東シーバスフィッシングの聖地の一つでもある小櫃川には、既に産卵後の ” 戻りスズキ/アフタースポーン個体 ” は入ってきているのだろうか?また、バチ抜けは始まっていたのだろうか。。。
気になる方は、今すぐ下の記事をご覧あれ。ちなみに、先に結論の一部を言っておくと、今回の釣行ではなかなかのサイズのスズキが釣れた。この日は、小櫃川の中を3か所見て回ったのだが、どこで釣れたのだろうか?また、バチ抜けはしていたのだろうか?下の記事では、詳細なポイント解説や、その時の釣行動画も掲載してあるので、是非ご覧いただければと思う。
それでは、早速GO、GO!!
⬛当日のお天気
この日のお天気は、少々ぐずついたお天気で、東京では午前中は小雨がパラパラと降っていた。午後は、雨は上がったものの、相変わらず空はどんよりとした曇り空だった。
この日、私が訪れた小櫃川周辺では、なんとか雨は降らず、動画撮影に支障をきたすことは無かったが、バチ抜けチェックの日の朝に、少量とはいえ雨が降ってしまうというのは、なんとも運が悪い。。。
《当日の雨雲レーダー》(※出典:tenki.jp)
⬛この日のタイドグラフ/釣りをした時間帯
この日は大潮。日の入りは17時2分、満潮は18時5分(190cm)だったので、釣りを始めた時刻は、日の入りから約2時間半後で、満潮から約1時間半後の、約30cm潮位が下がったタイミングだった。
バチ抜けの有無を確認するなら、ド満潮時刻の18時ジャストくらいにはルアーを投げていたいところだが、思い通りにいかないのがサラリーマンの所帯持ちの辛いところだ。我々の釣果の大半は、特に休日は、釣りの神様よりも、奥さんのご機嫌が握っている。。。
ただ、釣りを始めたのは満潮から約1時間半後だったのだが、その前は何をしていたのかと言うと、小櫃川の中のいくつかのポイントの様子を見て回っていたのである。つまり、ド満潮直後くらいのタイミングには、小櫃川の様子を観察していたので、今回の結論は、それなりに信頼できる情報ではないかと思う。
《当日のタイドグラフ》
(※出典:気象庁HP)
⬛ひと足お先にヒットシーンの動画をどうぞ!
少々前置きが長くなってしまったので、とりあえずひと足お先に、この日の奇跡のヒットシーンの動画を先出ししておこう。あまりに、想定外なうえ、モワ〜っとしたヒットだったため、ヒット直後「あれ?ん?魚か?」みたいな感じで、すぐに魚だと気づいていないところが笑えると思う。あぁ、恥ずかしい、、、
⬛この日チェックした3つのポイント