今回の記事は、先日「The Truth of Seabas ザ・トゥルース・オブ・シーバス」コーナーに掲載した記事「TRUTH28「スズキのバイトは定速移行の瞬間に多い!?ーその2:定速走行移行時のバイトとイレギュラーな動きへのアタックは矛盾するのか?」
TRUTH28「スズキのバイトは定速移行の瞬間に多い!?ーその2:定速走行移行時のバイトとイレギュラーな動きへのアタックは矛盾するのか?」
の続きです。ちなみに「The Truth of Seabas ザ・トゥルース・オブ・シーバス」コーナーは会員限定コーナーですが、雑誌等のメディアには出ていない偏執的なスズキ釣りに関する研究ネタばかりですので、まだ未読記事がある方は是非ご覧くださいませ。
■スズキのバイトパターン
ルアーが着水直後の「停止」状態の時は、ルアーは水面に浮かぶ「ただのゴミ」だ。たまに「着水の瞬間」のバイトというものもあるが、これは極めて稀なケースで、1年を通してそう何度も起こることではない。
「着水の瞬間のバイト」が起こるのは、おそらくボラのような水面を跳ねるベイトが多い場所であるか、着水の瞬間ルアーがうまい角度で着水して、水面に水平に近い角度でズボッと勢いよく突き刺さり、まるでベイトが泳いでいるかのように見えた時だろう。いずれにせよ、このバイトパターンは確かに存在するが「稀」と言っていいだろう。
ここで、私の過去の観察経験ではスズキは「逃げるものを追うが、あまりに逃げるものは追うのをやめる」という傾向がある。また、スズキのバイトパターンには「リアクションバイト」と「ある程度の距離、追ってからバイトする」という2つのパターンがある。
「リアクションバイト」というのは、ストラクチャの陰に隠れていたスズキの目の前にルアーが通りかかった瞬間のバイトや、上記の着水の瞬間のバイトだ。杭や橋脚、岸壁の窪みみたいな所に潜んでいるスズキを狙うときに、よく起こるパターンだ。
《リアクションバイトっぽいバイト》
一方、ある程度の規模の河川やサーフのような、比較的広いポイントでは「出会い頭のリアクションバイト」が起こる確率は低く「ある程度の距離、追ってからバイトする」というパターンが多くを占めると考えるのが合理的だ。
ここで「ある程度の距離、追ってからバイトする」時の「ある程度の距離追っている」シーンというのは、私は過去、実際のポイントで何度も目撃しているのだが、その場合、スズキはルアーの後方の直線上から、鼻先がくっつくのではないかというくらい、ベイトをじっと見つめ、一定の距離を保ちながらピタリと追尾してくる。
《ベイトの真後ろについて追尾するスズキ》
しかし、ここまでの話は、ある意味目新しい話ではない。ここからが本題だ。今回も、法則やら定理やらいろいろ出てくるが、それはそれ。ここはゴルゴ横山の「The Truth of Seabas ザ・トゥルース・オブ・シーバス」コーナーだ。雑誌やネットを調べて出てくるような記事は書かない。
■バイトの3法則