ボラが水面に頭を出しながらハプハプ泳ぎしているシーンの演出ならコレ!釣れないボイル攻略の要。セミトップルアー
このルアーはH.A.L(ハルシオンシステム)が世に送り出した、超個性的なルアー軍団のうちのひとつ。H.A.Lについては、下記のリンク先に解説ページを造ってあるので、是非そちらもご参考にして頂ければと思う。
私は、このルアーで過去多くのスズキを釣ってきているが、そんなことは口ではいくらでも言える。とにかく、まずはつべこべいわず下記のリンク先にある動画を見てみて欲しい。実際にランカーがこのルアーで釣れている。
ゴルゴ横山と行く爆釣ポイント開拓の旅「爆釣ドリームツアー」:「茨城県涸沼川合流部」
もう、上記の動画をご覧いただければ、ウザい解説は要らないだろう。ひとこと言うとすれば、
「このルアーは釣れる」
以上だ。
しかし、それではさすがに心が痛むので、少しだけこのルアーについて書いてみる。まず、このルアーには下記の表にあるように5つのタイプがある。
私が多用するのはNM3とOM4。どちらもほぼTOPのルアーと思っていい。ただ、下の表を見れば分かる通り、OM4は30グラムとかなり重い。
以下、H.A.L公式サイトより抜粋。
当然、ゆっくり引くと沈むし、止めればメタルジグのように沈んでゆく。特にOM4は、はじめて手にした方は、その重さに少し腰が引けるかもしれない。やわな竿では、竿が折れるような気がして恐くて振り切れないだろう。
上の表では「Shinking」と表記されているが、一般的なミディアムリトリーブ以上の速さでリトリーブしている限りは、ボラが水面に頭を出しながら、お尻を振りながらハプハプ泳ぎしているような感じの泳ぎをする。
つまり、遊泳姿勢は水面に対してお尻が斜めに沈んだTOPルアーという感じだ。NM3もOM4もどちらも似た泳ぎをするが、NM3の方が軽いぶん、よりゆっくりなリトリーブスピードでも頭を水面に出したままになる。
実際の泳ぎを見て頂ければ分かると思うが、こういう泳ぎをするルアーは他に無い。まさに、ボラのハプハプ泳ぎそのものだ。この頭をちょっと水面に出したままの、斜めの姿勢の泳ぎが、何故かスズキ達のバイトを誘う。
特に私は「何を投げても釣れないボイル」に遭遇したときの「最終兵器」としてこのルアーを使うことが多い。コモモでもだめ、グースでもダメ、チューンドK-TENでもだめ、TOPペンシルでもだめ、シンキングペンシルでもだめ、やけくそでバイブレーションを投げてもだめ・・・そんな時にこれを投げてなんとか1匹をモノにしたしたという事が過去何度もあった。
まだお持ちでない方は、是非1つは持ち歩くことをお勧めする。
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