「痔」;第四話 ~戦場編プロローグ~ お母さんに見られた初体験

 

 

 

 

さて、ここまで数回に渡って、お尻がらみの釣行記のようなものを書かせて頂いてきたが、実はそれらは前説に過ぎなかった。ここからが本題である。お尻についてお悩みの方は、なかなか聞けない実体験の話なので、とても参考になるだろう。また、そんな悩みとは無関係の方もバカにしてはいけない。以下、専門医院のHPからの抜粋だ。

●1988(昭和63)年に、ある製薬メーカーが成人男女に対面アンケート調査をしたところ、約36%の人が「自分は痔の気がある」と答えました。日本人の成人の3人に1人が痔に悩んでいる・・・。

●自分が痔であることに気がついていない人は、実に多い・・・ドイツの解剖学者が成人の遺体を解剖したところ、70%の人が痔核を持っていた・・。

●アメリカのヘンリー・フォード病院のハース博士は、外来患者のほとんどすべてに肛門部の診察を行い86%に痔核を認めた。

●痔の発症率は、日本人と外国人とでは、さほど変わりはありません。

●日本人の場合は、概して、がまんできないほど症状がひどくなってから病院へかけ込む人が多い・・・

出典元はこちら

上記の、出典にもあるように、私も「がまんできないほど症状がひどくなってから」駆け込んだクチである。あなりにも長い年月患ってきたので、今考えてみても私が最初に自覚症状を持った時期は、明確には思い出せない。少なくとも、大学生になる前であることは確かだ。多分、高校生くらいの頃だろう。

そのころは、たまにデカくて硬いやつを出したときに「ちょっとヒリヒリするなぁ」くらいの感じで、その痛みも数日でひいていたので、それほど気にはしていなかった。

しかし、ある日を境に、私はハッキリと自分が周囲とは異なる “ 選ばれた人間 ” であることを自覚するようになったのである・・・。

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