H.A.L ハルシオンシステム
このメーカーでは、最高の職人さんたちが、その技の全てを
「★釣れる機能性 ★使う楽しさ ★工業製品としてのクオリティ」
の3つに注入しています。
” しゃれになるバカ ” を体現する、ハイクオリティな大人のおもちゃメーカーです。
H.A.Lさんとは、創業前からのお付き合いです。
「ハルシオンシステム」と言った方が分かる方が多いでしょうか。
こちらの代表の大作さんとは、私がまだライターとして駆け出しの頃に、知り合いました。
大作さんがH.A.Lを立ち上げる前に店長としてやっていた
「ブルーウォーター」というルアーショップにお伺いしたのが、お付き合いを始めるきっかけでした。
この「ブルーウォーター」というお店は、当時は知る人ぞ知るショップで、
お客さんも相当なマニアの方が多く、対象魚もスズキからカジキまで、
相当幅広い領域をカバーしているお店でした。
私も結構な額を、このお店につぎ込んだと思います(笑)
ある年、南伊豆の青野川でヒラスズキが大爆釣したことがあるのですが、
その時は、平日の夜に会社が終わってから、毎日のように南伊豆まで通っていたことがありました。
夜、会社が終わって家に帰ってから、背広のまま急いで車に乗り、
ブルーウォーターの店内で着替えをすませ、閉店後、大作さんを拉致して、青野川に行き、
釣りをして、朝方ブルーウォーターに戻り、お店でまた背広に着替え、
車をお店の駐車場に置かせてもらって、そのまま会社に出勤するということもやったことがあります。
ちなみに、私の自宅、会社は、どちらも東京都心部で、ブルーウォーターも東京の杉並区。下田までは、車で、深夜なら三時間半、昼間なら五時間かかります。
心温まる思い出です。
当然、店員さんも相当な釣りマニアで、私自身多くのことを学ばせて頂きました。
「徳さん」「いっちゃん」と言うと懐かしい方も多いのではないでしょうか。
私はゼナック社のシーバスロッドのプロデュースもしているのでずが、私がゼナックさんをご紹介頂いたのも、こちらでゼナックのシーバスロッドをイジらせて頂いたのがきっかけです。
当時、ゼナックのロッドを扱っているショップは、東京にはほとんど無かったのではないでしょうか。
私自身、当時はいろいろなショップに入り浸っていましたが、こちらに来るまでメーカー名さえ知りませんでした。
このアタリの話については、ゼナックさんの紹介ページで詳しくご紹介します。
少々、話が脱線しましたが、H.A.Lさんを理解するためには、やはり代表の大作さんご自身を知る必要があります。
こんな方です↓
ジャパンフィッシングショー2017 「ハルシオンシステム来訪記」
また、H.A.Lには、ハルシオン、ニコデザインオフィス、ティグリス、エヌダムルアーズ、K.ETの5つのブランドがあり、
それぞれに極めて個性的なデザイナー/クリエイターがいらっしゃいます。
どれだけ個性的な方がいらっしゃるのかは、その製品をみれば一目瞭然です。
あっ、言い忘れましたが、H.A.Lさんは、ルアーメーカーです。
で、こちらの製品名を一部以下に挙げてみますと・・・
おいおい・・・
CHIQUITITAっていったらバナナのブランド名に似てないか・・・
商標登録は大丈夫なのか?
ご安心を。
その辺りの大人の事情は、ちゃんとクリアしています。
それどころか、チキータバナナのロゴシールの使用許諾まで得て、
ルアーにロゴシールがデザインされています。
バカでしょう~(笑)
本気でパクってます。
そこまで拘るのかって感じです。
これぞ、本気の ”大人の遊び” です。
H.A.LのホームページにあるCHIQUITITAの解説を見てみると「ローリングバナナアクションで、喰わせモードにスイッチON!」だそうです。
ローリングバナナアクション!?なんじゃそれ???・・・と、いちいちそんなことを気にしていたら、このメーカーさんとはやっていけません。要するに「ゆったりとテールを振る、ローリングアクョン」だそうです。
しかし、このルアー、単なるキワモノではありません。
いい泳ぎをするんです。しかも、意外にも、ちゃんと飛ぶ(笑)
そして、私はこれで雑誌の取材時にスズキやクロダイを釣りました。
スズキが釣れるのは分かりますが、クロダイまで釣れたのは、ちょっと驚きました。
そして、お次はPennySuck。
よく読んで下さい。
PennySuckですよ、PennySuck!!
もう既にバカでしょう~(笑)
とりあえず ” 黒光り ” しているカラーを選んでみました(笑)
使い込むと、いい仕事しそうです。
しかも、リップの部分が微妙に「ベロ」のような形になっています。
しかし、これは「ベロのようなもの」ではなく「ベロ」だそうです。
ふむふむ、行き届いたサービス・・・いや、心遣い・・・いや、デザインです。
ここで、何やらあらぬ誤解をしている方が居るかもしれないので、一応書いておきますと、
この「ベロ」は、このルアー独特のアクションを生み出すためのものです。
一応言い訳として、以下ホームページからの抜粋です。
また、ホームページを改めて読んでみると、
「ビッグフィッシュを獲るために生まれた、コノシロパターン最強ルアー。」
と書いてあります。
あっ、そうだったんだ・・・
それはそれとして、私はコノシロパターン以外でも、何度もスズキを釣っています。
ここまで、読まれた方は、だんだんH.A.Lのルアーが分かってきたかと思いますが、
H.A.Lのルアーは、機能性だけでなく、デザインや ” 使う楽しさ ” も追及しているということです。
また、製品としてのクオリティは業界トップレベルと言ってもいいと思います。
ここで言う製品クオリティとは「塗装の質」や「接合強度」や「重心移動の滑らかさ」みたいな、
工業製品としての強度や精度みたいな質のことです。
H.A.Lが、どうしてそこまでちゃんとしたモノ造りをするのかというと、真摯なメーカーだということだけでなく、大作さんや、開発担当者の方々の友人には、私を含め相当な釣りマニアの友人が居るというのも関係していると思います。
つまり、半端なものを発売すると、個人レベルでバカにされるのです(笑)
これは、人として結構辛いと思います。
つまり、H.A.Lのルアーには、
★使う楽しさ
★工業製品としてのクオリティ
の3点が非常に高いレベルで揃っているということです。
それらを支えているのが、代表の大作さんの人柄・思想・行動力と、
超こだわり派のデザイナー/クリエイターの皆さんの腕、
実際に製造ラインで働いている方々の誠実な仕事ぶりです。
最後に、H.A.Lさんの企業コンセプトもご紹介しておきますね。
メーカーのモノ造りの思想がにじみ出ています。
以下、H.A.Lのホームページからの抜粋です。
【 H.A.L 】。 聞き慣れない名前だと思いますが、ハルシオンシステムの法人名なんです。 それを機に法人名の 【 株式会社エイチ・エー・エル 】 を 【 H.A.L 】 として、 ハルシオン、ニコデザインオフィス、ティグリス、エヌダムルアーズ、K.ETの5つのブランドを 取り扱う会社と位置づけました。 この5つのブランドには個性溢れるデザイナーがいます。みんな共通して言える事は 自分の欲しいものを作るという事。
2014年は変革の年。以前からお付き合いがあった 【 ニコデザインオフィス 】 と手を組む 事になりました。
流行とか売れる売れないとかはあまり考えていません。
あくまで釣り人としての感性と視点から創造される物ばかりです。
開発には時間がかかりますが、テストを繰り返して生まれてくるルアーなので、絶対に 楽しい釣りが出来るルアーとなります。
末永く愛されるルアーを作り続ける・・・ H.A.Lはそんなメーカーを目指しています。
泣いていいですか・・・。
H.A.Lのルアーとまだ接近遭遇していない方は、是非一度ここのルアーと遊んでみてください。
仲間と釣り場で、H.A.Lのルアーをとり囲んで、ああでもない、こうでもないと語り合うのもいいでしょう。
ここのルアーには、そんな風景が似合います。
今後も、H.A.Lのルアーは超注意です!
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