今回の記事は「◎ゴルゴ横山と行く爆釣ポイント開拓の旅「爆釣ドリームツアー」コーナーの記事で、更に「◎ゴルゴ横山からの挑戦状! ~貴公はこのポイントどこだかお分かりか?~」の記事「★ゴルゴ横山からの挑戦状!-その6:「涸沼川水系某所」 ~このポイントどこだかお分かりか?~:大スクープ!86cmランカーシーバスGET😱💦釣り人皆無!超有名リバーシーバスの実績河川で穴場大発見!!」の回答でもある。
⬛初めに
今回の記事は、先日掲載した「ゴルゴ横山からの挑戦状!-その6:「★「涸沼川水系某所」 ~このポイントどこだかお分かりか?~:大スクープ!86cmランカーシーバスGET😱💦釣り人皆無!超有名リバーシーバスの実績河川で穴場大発見!!」の回答記事なのだが、皆さんどこだか分かった方は居ただろうか?
今回のポイント開拓は、単なる「穴場探し」ではなく、下の地図画像で示した「涸沼川水系」における、シーバスフィッシングの ” 限界ポイント ” はどこになるのかを確定させる為の探索釣行でもあった。
ちなみに ” 限界ポイント ” という言葉は、私の造語で「それ以上先にはシーバスが存在しない境界/限界のポイント」という意味だ。河川で言うと、それ以上の上流にはスズキが存在しないギリギリのポイントという事になる。
下の地図画像をみても分かるとおり「涸沼川」には「涸沼の下流の涸沼川」と「涸沼の上流の涸沼川」の2つがあるのだが「涸沼の下流の涸沼川」はもちろん「涸沼」にも「涸沼の上流の涸沼川」にもシーバスはウジャウジャ居る。また「涸沼川水系」には、色々な支流も存在している。
さて、海から「涸沼川」の河口に入って来たスズキは、どこまで遡上して行くのだろうか・・・?
誰でも思いつくのは「堰」を探す事だと思うが「堰」にもいろいろあって「魚道の有無」や「可動堰かどうか」が大きく関係して来るし、パッと見分かり易い堰だけでなく、衛星画像に映りにくい「石積み堰」や「浅瀬」なんかもスズキの遡上を阻害する要因になる。
「涸沼川水系」には、そんな衛星画像を見ただけでは分からない「遡上阻害因子」がいっぱいある。
以前、当ホームページで、茨城県の「北浦」水系や「霞ヶ浦」水系の ” 限界ポイント ” について、取材記事を掲載した事があるのだが、これらのポイントでスズキの遡上を阻害していたのは「大きな分かり易い堰」ではなく、衛星画像を見ただけでは分かりにくい「小さな石積み堰」だった。
★大スクープ!遂にシーバスゲット!!限界ポイント探索の旅;茨城県「北浦水域」の前人未到の最終到達地点はここだ!!(シーバス+αゲット動画有り))
★ブラックバスの超人気エリアでシーバス爆釣ポイント開拓に挑戦! ボコボコボイルスポットが・・・BIGリバーシーバス捕獲の最有力ポイント発見か!?
つまり ” 限界ポイント ” の確定作業は、単に机上の衛星画像で「堰」の様な構造物を見つけ出すだけでなく「この辺浅そうだな・・・」と思われる場所を、しらみつぶしに足で探索したり、ウェーディングして水深を確かめたりしないといけないという事になり、一筋縄ではいかない難しさ/面白さがある。
しかし、そういうポイントを見つけ出せれば、そこは「シーバスが100%行き止まる ” 溜まり場 ” 」になる可能性が高く、特に夏場は、その辺りを探索すれば、かなりの確率でシーバスをGET出来る ” 爆釣プライベートビーチ ” になる。
また、この手のポイントは、比較的「狭い」ポイントが多く、私の様に単独での釣行が多い人間にとっては、魚の付き場を絞り込みやすくなるので、シーバスの目の前にルアーを通せる確率が高くなるポイントとも言える。
しかも、この手のポイントは、「潮汐」の影響を受けにくい河川の比較的上流域に多くなるので、タイドグラフを見ながら「時合に間に合うように出発する」みたいな事を気にせず「自分の行ける時間」に釣りに行っても魚が釣れる確率が高いポイントになるので、時間の自由がきかない所帯持ちのサラリーマンアングラーにとって「自分の都合で釣行時間を決められる」とても重宝なポイントとも言える。
⬛まずは、この釣りのダイジェスト動画から
まずは肩慣らしに、前に掲載したこの日のヒットシーンのダイジェスト動画を再掲しておこう。今回の記事は、この動画のポイントがどこなのか?の正解と、そのポイントの超詳しい詳細解説だ。
⬛取材当日のお天気
この日のお天気は、昼間は35度越えの猛暑日だったのだが、夕方からは太陽が出たり隠れたりの「薄曇り」という感じで、釣り終了後の深夜からは、急に土砂降りのゲリラ豪雨が降るみたいな、不安定な気象状況だった。ただ、前日も「雨」が降ったりしたみたいだが、涸沼川自体は全く増水している気配は無く、安定した水位が続いている感じだった。
⬛取材当日のタイドグラフ
この日は「中潮」で、ほぼ「ド満潮」時刻(19:00頃)からの釣りSTARTだったが、今回のポイントは潮汐の影響は極めて少ないエリアだったので、潮位については、ほぼ無視して釣りをしていた。
また、この日は中潮ではあったのだが「夜間はあまり潮が動かない中潮」だった。河川の中・上流域でシーバスを狙う場合、こういう「夜間に高潮位のまま潮が動かない(水位が下がらない)」日は「一旦遡上してきたシーバスが川から出て行かない/下流に移動しにくい日」となるため、特に狙い目となる。
そう考えると、シーバス狙いにおいては「潮が大きく動く日は海で釣りをする」「潮が動かない日は川の中・上流域で釣りをする」というのが、硬いパターンとも言えるので、覚えておいて損は無いだろう。
⬛当取材ポイントでのゴルゴ横山使用タックル
この時の取材で使用した竿は、ZENAQ社の「プレジール・アンサーPA75」。今回のポイントは、川幅がかなり狭く、背後に草木がせり出してきている場所も多いので、ショートレンジのロッドがベストフィットとなる。なんなら6フィートクラスの強めのバスロッドやトラウトロッドでもいいと思う。
残念ながら、この「PA75」は現在廃盤になってしまっているが、この長さで、流れの強い河川内でランカーシーバスと渡り合えるパワーがあるロッドは希少であり、個人的には「PA88」と共に、未だに無くてはならない必須アイテムだ。
ちなみに、一般的なシーバスロッドでは7フィートクラスのロッドは、パワーが弱いロッドが多いのだが「PA75」は、7フィートクラスというショートレンジにも関わらず、60cmクラスのシーバスをごぼう抜き出来るように設計したロッドなので、ウェーディング時はランカークラス相手でも普通に渡り合えるパワーがある珍しい/貴重なロッドだ。珍しすぎて、販売数が伸びず廃盤になってしまったのだろう・・・😭
ザッとネットを見て回ったところ、中古市場では少しだけ見かけたので、まだなんとか手には入ると思う。再生産してくれぇ~
ZENAQ社のロッドは釣具店・ショップでは販売されておらず、基本、★メーカーの公式通販サイトでのみ注文可能なのだが、大体いつも発売するとすぐに売り切れとなっているので、マメにメーカーの公式通販サイトをチェックすることをオススメする。
★リールは、ダイワ「イグジスト(初期モデル)」を使用。
★メインラインは白色のPE1.2号。ショックリーダーはフロロナイロンライン14ポンドを約0.6ヒロ。
⬛今回の開拓ツアー概要 ~今回の取材ポイントはズバリここだ!シーバスヒットのピンスポットも大公開!!~
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