【前編】ゴルゴ横山 ランカーシーバス連発!!85,81,66cmシーバス+ナマズ;禁断のマル秘爆釣スポット大公開!!~ポイントの詳細解説& 釣れる理由大公開~


⬛初めに

今回の記事はゴルゴ横山と行く爆釣ポイント開拓の旅「爆釣ドリームツアー」コーナーの記事で、更にゴルゴ横山からの挑戦状! ~貴公はこのポイントどこだかお分かりか?~」の記事「ゴルゴ横山からの挑戦状!-その4:「茨城県某河川」 ~このポイントどこだかお分かりか?~」の回答でもある。

皆さんの中には「いつになったら爆釣ポイントの正解を教えてくれるんだ!ホントは公開する気は無いんだろう!!」と怪しんで居た方も居るのでは無いかと思うのだが、毛頭そんな気は無い。

最近、取材時にビデオカメラを3種類装着してテスト試用しているので、いつもよりも動画の量が3倍になっているのだが ” 使えるクオリティの動画 ” を選んだり、動画編集したり、キャプチャー画像を抜き出してキャプションを付けたり・・・と、以前よりも1個の記事を掲載するまでの作業がメチャクチャ多くなっているので、ついつい時間が掛かってしまうのだ😅

で、実はまだ肝心のランカーシーバスのヒット&やり取りの部分の動画編集が半分くらいしか出来ておらず、当初想定していたフルコンテンツの記事を掲載するには、まだ時間がかかりそうなのだが、あんまり掲載が遅くなっても夏が終わってしまうので、誠に恐縮だが、今回の取材記事は前編、後編の2つに分けて掲載させて頂こうと思う。

ただ、それでも、今回の記事を読めば、ポイントのかなり詳細情報を記載してあるので、ポイントに関する情報は完璧に分かると思うのでご容赦を。

慣れてくれば、もう少し早く作業が終わる様になると思うので、今しばらく我慢して頂ければと思う。私のホームページは、他のプロアングラーの方々や、有名Youtuberの方々と違い、取材撮影から、動画・画像の編集、記事の執筆まで、何もかも全部、私一人で制作しているので、結構苦労しているのだ💦

・・・と、言い訳はいいとして、早速本題に入るとしよう✋


⬛まずは、準備体操兼ねて、この日の釣りのダイジェスト画像から・・・
まずは、いつものごとく準備体操兼ねて、この日の釣りのダイジェスト画像からご覧頂ければと思う。私の記事は、いつも無駄話や難しい話が多いので、最後まで読むには、結構なモチベーションが必要になる事が多いと思うので、まずは画像中心の解説からスタートしてみようと思う。


★今回開拓したポイントは、河川内のポイントなのだが、駐車スポットのすぐ後ろに、下の画像の様な、土手に上がれる道らしきものがある。


★下の水色の矢印よりも上流側と下流側の、川の中央部は足首~ふくらはぎくらいの水深のドシャローになっていて、その左右の岸寄りが深くなっている。千葉の湊川や養老川、小櫃川にもそんな感じの水底地形の場所が散在しており、まぁ、この手の河川ではよくある地形だ。


★手前の赤い点線内の岸近くの水中はかなり浅くなっているのだが、一部、対岸側の流心に向かって浅瀬が突き出している部分があり、その周囲のカケ上がりにシーバスがよく付いている。


★このポイントに初めて開拓/下見に入った時の動画は、SNSでも公開しているが、改めてここに再掲しておこう


★今の時期は、ボラの幼魚の大群に付いたシーバスが多くなり、そのパターンは「ハクパターン」と呼ばれるが、その手の小魚の群れに付いているシーバスはTOPへの反応が良く、エキサイティングな釣りが出来るのだが、めちゃくちゃミスバイトが多くなり、口外の変な所に半端にフッキングしている事が多く、そういうシーバスに強力なアワセを入れてしまうと、アワセの瞬間にバレてしまう事が多くなるので、この時期は私は、ドラグをユルユルにして、あまりすぐに強いアワセを入れないようにする事が多い。

しかし、このポイントでは、いわゆる「ハクパターン」と呼ばれるミスバイトが多いパターンではなく、秋冬の様な、ガッツリ食ってくる事も多いので、ドラグをユルユルにして最初は聞き合わせの様に、慎重にフッキング状態を確認しつつ、その後の「追いアワセ」では、リールのスプールを手で押さえてドラグをロックして、ガンガンアワセを入れる事が多い。


★実は、この直前に1発、結構なサイズのシーバスのバイトがあったのだが、乗せ切れずバラしてしまっていたので、フッキング状態を確認しながら慎重に魚を寄せた。


★背後にズリ上げられる場所は無いか確認したが、残念ながらそういう場所は無く、フィッシュグリップで何とかランディングに成功!!このポイントでの初シーバスGetに成功だ\(^o^)/


★夏のリバーシーバスは、ベイトをいっぱい食べていて体格が良く、引きも強い。特に、こういう流れのある川のシーバスの引きは、一度味わうと病みつきになる。


★フッキングは完璧。3本のフックが全て掛かっていた。これなら安心だ。


★この最初の1本が釣れたのは夕マヅメ。この夕マヅメの時間帯では、周囲でシーバスのボイルも散発していて、明らかに多くのシーバスが周囲に居る感じだった。


★今回のポイントの開拓時の様や、上記の66cmシーバスGetの様子の動画については、既にSNS等で公開しているが、一応下に再掲しておこう。


★さて、ここから下は、未公開の内容だ。おそらく、このベイト↓が、この日のシーバスが捕食していたベイトだ。このベイトは何だろう???私には、よく分からなかったが、多分、シーバスはこのベイトを捕食していたのだろう。細長い背びれがピンと立っているのが特徴だ。分かる人が居たら、是非コメント欄にコメントを入れておいて頂けると有難い✋


★その後、少し上流側に移動していたところ、浅瀬が突き出している部分を見つけたので、その周囲のカケ上がりを狙ってみると、出ました!一発ドカンの81cm!!凄い引きでした💦

実際のヒットからやり取りの動画は、別途、後日掲載する予定なので、お楽しみに✋


★今回も完璧なフッキング。しかも、口の一番硬いところに、フックが2本とも貫通していた。ここまでガッツリ掛かれば、バレる事はまず無い。ドラグはユルユルにしていたので、普通にアワセを入れただけではこうはならない。この時の私のアワセの仕方については動画をご視聴頂ければよく分かると思う。

このサイズのシーバスになると、手のこぶしがスッポリ口に入るサイズだ💦


★81cmランカーシーバスのヒットルアーは、ド定番のTUNED K TENの9センチ。カラーもド定番の、レッドヘッドパールホワイトだ。ルアーのカラーについては、あまり細かい色の違いはバイト率や釣果には、ほとんど影響しない。

その場の明るさや水質に合わせて、まずは「見え易い色(不自然に派手な色 or リアルな色)」でサーチして、それで全くダメなら「見えにくい色」という流れでローテーションするのが基本だ。

ここは街灯も何もない、真っ暗なポイントなので、夜間狙う時は、まずは白や黄色などの、とにかく(人間から見て)不自然に派手なカラーがおススメだ。


★釣れた時刻は、日没から結構時間が経った頃。この辺りのポイントは、夕マヅメは確かに良いのだが、別にそれ以外の時間帯でも、時間や潮位に関係なく釣れる事が多い。河川では上流に行くほど、その傾向が強くなる。潮周りが悪い日や、潮が動く時間帯に釣りに出られない日なんかは、この手のポイントを知っていると助かる。

ちなみに、スズキという魚は、川に入ると、結構な期間ずっと海に出ないで川の中ですごす個体が居る事が検証されているのだが、そういう個体は上流に行くほど多くなると考えている。

この手の場所で釣りをする時は、釣りをするタイミングや、どんなルアーを使うかよりも、まずは「地形と流れ」の2つをヒントに「魚の付き場」を見つける事が最重要ポイントだ。

ベイトは居るに越したことは無いので、ベイトの有無は気にはなるが、人間の目で見えるベイトには限りがあるので、私自身はベイトの有無(=自分からベイトが見えるかどうか)は、あまり気にしない。

目に見えるベイトの有無に過度に惑わされずに「地形と流れ」の2つから推測した「魚の付き場」についての、自分自身の推測を信じた方が良い結果を生むことが多い。


★またもや、さっきと同じベイトがルアーに引っ掛かって来た。シーバスがこのベイトを捕食しているのは、ほぼ間違いないだろう。一体、このベイトは何なのだろうか・・・。


★最近ルアーフィッシングの対象魚としてよく話題にのぼるナマズは、本来は滋賀県以西にしか生息していない魚種で、東海地方から東では「国内外来種」とされている。

外国から輸入された「外来種」としては「アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)」が、よく話題になるが、実は、日本ナマズも、本来は東海以東には居ないはずの魚なのだ。

北日本の「オイカワ」、琵琶湖・淀川水系以外の「ヘラブナ」、東日本の「アマゴ」、西日本の「ヤマメ」も、実は「国内外来種」で、本来の生息地以外に放流等で生息域が広がってしまっている。

例え、日本在来の魚種であったとしても、「国内外来種」は、その地域の在来種の生態を大きく変えてしまう可能性があるので、本来の生息域意外での、素人判断での放流や、積極的な釣りでの活用・推奨はやめるべきだと思う。

ただ、釣れてしまうのは仕方が無いし、釣れてしまったのを喜ぶのは別に悪い事では無いと思う。また「国内外来種」と言っても、いつの時代を基準にして「国内外来種」とするのかの定義によっても「国内外来種」の魚種は変わってしまう・・・ただ、バスの様に駆除(=殺戮)してしまうというのも、生物に対する姿勢としてどうかと思うが・・・本来の生息域から人間の手で、自然な生息域を無理やり変えてしまうのは良くないと思うのだが、どうなんだろう・・・。


そして、そろそろ帰ろうかと、入水ポイントに向かいながら、岸寄りの深みのカケ上がりを狙って、キャストしていると、またまた出ました!一発ドカン!!

今度のシーバスは、さっきの81cmよりも、明らかにデカイサイズ!!!(◎_◎;)

気持ち的には、既にランカーを獲っているので、かなり余裕があって、最悪バレても構わないという感じだったのだが、そういう時に限ってバレずにちゃんと釣れて来る(笑)

どうしてもバラしたくない一本だと、慎重に寄せてもバレるのに・・・まぁ、釣りなんてそんなもんだ😭


★口の大きさからしても、さっきの81cmランカーシーバスよりも、明らかにデカかった。9cmのルアーよりも、口の直径の方が遥かにデカイサイズだ。このサイズになると、片手で持ち上げるのもひと苦労だ💦


★ブリブリに太った、グッドコンディションの85cmランカーシーバスだ!!先ほどの81cmよりも、明らかに見た目でも大きく、引きも強かった🙌


★釣れた時刻は、日の入りから3時間後の、ほぼ夜の9時。とにかく、足で魚の付き場を探った成果だ。


取材当日のお天気

この日のお天気は、たまに霧雨の様な小雨がパラつく感じの、どんよりした曇り空。ただ、直前の時期に大雨が降ったりして増水するような事は無く、比較的安定した水位の日が続いていた。

《この日のお天気》(※出典:都道府県庁所在地の過去の天気


⬛取材当日のタイドグラフ

この日の潮回りは「長潮」。この日釣り自体を始めたのは、夕マヅメ時の18時半頃で潮位は105cmくらい。66シーバスが釣れたのは、まさに夕マヅメ時だったが、ランカーが連発したのは、日没後1,2時間くらいの完全に真っ暗になったタイミングだった。


《この日のタイドグラフ》(※出典:気象庁HP


⬛今回の取材ポイントでのゴルゴ横山推奨タックル

今回の取材で使用した竿は、ZENAQ社の「プレジール・アンサーPA75」

今回のポイントは、狭い場所でのウェーディングで、背後や頭上に草木が生い茂っている場所でウェーディングする事になるので、あまり長いロッドでは取り回しがしにくいし、魚とのやり取りもしにくくなるので、7フィートクラスのロッドがベストチョイスだと思う(プレジール・アンサーシリーズで言えば「プレジール・アンサーPA75」だ。


ちなみに、一般的なシーバスロッドでは7フィートクラスのロッドは、パワーが弱いロッドが多いのだが「PA75」は、7フィートクラスというショートレンジにも関わらず、60cmクラスのシーバスをごぼう抜き出来るように設計したロッドなので、ランカークラス相手でも普通に渡り合えるパワーがある珍しいロッドだ。


「プレジール・アンサー」シリーズには、現在「PA75、PA89、PA90、PA93、PA99、PA108、PA80-SOPMOD、PA-B67-SOPMOD」の8種類がある。


「プレジール・アンサー」シリーズに限らず、ZENAQ社のロッドは釣具店・ショップでは販売されておらず、基本、メーカーの公式通販サイトでのみ注文可能なのだが、大体いつも発売するとすぐに売り切れとなっているので、マメにメーカーの公式通販サイトをチェックすることをオススメする。但し、現在、公式通販サイトはメンテナンス中の様で、注文は出来なくなっているので、メンテナンスが完了するのを少々お待ち頂ければと思う。


また「プレジール・アンサー」シリーズについては、詳しくは下記のリンクもご参照アレ。私自身がこのロッドについて解説している動画がUPされている↓

ゴルゴ横山の「PLAISIR ANSWER プレジール アンサー」解説

★リールは、ダイワ「イグジスト(初期モデル)」を使用。
★メインラインは白色のPE1.2号。ショックリーダーはフロロナイロンライン14ポンドを約0.6ヒロ。


・・・ということで、いつものごとく前置きが長くなったが、いよいよお待ちかねの、このポイントの詳細解説&最新状況を書いてみようと思う。

⬛今回の開拓ツアー概要 ~今回の取材ポイントはズバリここだ!Bigシーバスヒットのピンスポットも大公開!!~ 

以下の解説は、「ゴルゴ横山からの挑戦状!-その4:「茨城県某河川」 ~このポイントどこだかお分かりか?~」の回答でもある。

回答の掲載が遅くなってしまったので、罪滅ぼしに今回は2回に分けて、超詳しく解説するので、ご参考になれば幸いだ。ココはBigシーバスがマジよく釣れる。地形も良いのだが、多分だぁ~れも入っていない穴場だという要因も大きいと思う。

まずは、当日の明るい時間帯でのポイント開拓/下見の様子を収録したビデオ動画を掲載してから、その後に、超詳しい解説を書かせて頂こうと思う。

ちなみに、下に掲載している「ポイント開拓/下見の様子」のビデオ動画は、上に掲載したものよりも、具体的なポイントがよく分かるように、情報量を増やしているので、ご参考になれば幸いだ。

とにかく、ここに書かれているとおりの場所で、夏~初秋の季節に釣りをすれば、かなりの確率で良型のシーバスが釣れると断言しよう。この辺りのハイシーズンは、6~9月の高水温期なので、まだまだイケると思う。ここまで断言できるポイントも珍しいのだが、釣れなくても怒らないでね。自然相手なので・・・😅

では、早速GoGo!!!
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