さて、今回はちょっとした雑談だ。先ほど、記事を書くにあたって、過去の記事を読み返していたのだが、下記の記事は、皆さん読まれただろうか?
★陸っぱり/ウェーディングで釣れる確率を高める為に必要な事 ~マルコフ過程とマルチンゲール戦略~
シーバスの群れには、ザックリ言うと2種類のあって、数匹のスズキが集まっている「小さな群れ」と、数百・数千匹のスズキが集結している「大きな群れ」がある。
まぁ、陸っぱりの釣り中心の方にとっては、数百・数千匹のスズキが集結している「大きな群れ」なんて存在しないのでは無いかと思われるかもしれないが、ボートやウェーディングなんかでの釣りだと、それを実感できるような、とんでもない入れ食いに遭遇する事があるし、漁師の方の巻き網なんかには、そういうレベルの数のスズキが一気に漁獲される事がある。
細かく言うと、1匹狼の個体が居たり、中規模の群れも居たりするのだが、まぁ、こんかいはそういう細かい話は抜きにして、大きく2種類に分けてみよう。
また、私たちは、釣りに出掛ける時に「過去の情報」や「当日のお天気・潮回り」なんかを事前に調べてから行くことが多いと思うが、前者は「過去の歴史」に関する情報で、後者は「リアルタイム」情報とも言える。
どんな釣りでも「過去の歴史」と「リアルタイム情報」の2つは大きな武器になると思うが、私自身は「大きな群れ」と「小さな群れ」では、そこに居るスズキを狙う際に、「過去の歴史」と「リアルタイム情報」の重要性が異なってくると考えている。
初めに挙げた記事は「THE TRUTH OF SEABASS ザ・トゥルース・オブ・シーバス」コーナーに以前掲載した記事で、「過去の歴史/リアルタイム情報」と「シーバスの群れの規模」との関係性について、かなりマニアックかつ難解な視点から解説を試みた記事だ。
ちなみに、この「THE TRUTH OF SEABASS ザ・トゥルース・オブ・シーバス」コーナーは、当ホームページの中でも、最も先鋭的で読むのに苦労する難解な内容の記事を掲載しているコーナーだ。
そんな、頭が痛くなるような記事が目白押しのこのコーナーの中でも、TOPレベルに難解な内容なのが、上に挙げた「★陸っぱり/ウェーディングで釣れる確率を高める為に必要な事 ~マルコフ過程とマルチンゲール戦略~」だ。
私は、以前「SALT&STREAM」という釣り雑誌で、毎月連載記事を書いていたのだが、
そこで、同じコーナー名の「THE TRUTH OF SEABASS ザ・トゥルース・オブ・シーバス」という名前のカラー連載記事を書いていたのだが、当時は紙面の都合でページ数が6Pしか無かった為、かなり文字数を削って掲載していた。
まぁ、釣り雑誌の個人のカラー連載コーナーで6Pも頁を貰えるというのは、滅多に無いくらいの破格の待遇なのだが、それでも私にとっては、記事を書く事よりも、文字数制限に収める為に文字を削る作業の方が多くの時間と労力を費やす事となっていて、内容が超難解なのに、ちゃんとした詳しい解説が掲載出来ない事が、個人的にはかなりストレスになっていた。
ということで、当ホームページでは、文字数制限は一切考慮せずに、思う存分書きたいことを書き散らかしているのだが、読者の方々の中には「そんな難解な解説はどうせ読まないから、結論だけ簡潔に書いて欲しい」という方も多いのでは無いかと思う。
別に私のところに直接そういう声が届いている訳ではないのだが、上に挙げた記事「★陸っぱり/ウェーディングで釣れる確率を高める為に必要な事 ~マルコフ過程とマルチンゲール戦略~」は、そんな不平不満が一番多い記事なのでは無いかと思っていたのだが、なんとこの記事の最後にサラッと付けてある「いいね!」ボタンに6件も「いいね!」が付いている事に、先程気づいた・・・💦
まぁ「いいね!」が、たった6件付いただけで、そんなに大騒ぎするのも変な話だと思うが、この記事がいいと思ってくれた方が、この世に6人も居たというのは、私にとっては大きな驚きだ!!😱
この6人の方々はどんな方なのだろう?単なる釣り好きの方では無い気がする・・・大学の学生さんや研究者の方とかだろうか・・・
記事の評価としては、何十万人も読者が居て「いいね!」が6件だけというのは、一般的には物凄い低評価の記事という事になると思うが、6人も話が合う人間が居れば、朝まで吞み明かすには十分すぎる人数だ。この6人の方々には、心から御礼を申し上げたい🙇💦
ちなみに、この記事の中の小見出しを下に書いておこう。
・・・と、まぁこんな感じの記事なのだが、釣り好きの方よりも、ギャンブル好きの方の方が興味が沸く内容かもしれない。釣りなんてもんは、ある意味、自然相手のギャンブルとも言える。一平ちゃんにも是非読んで欲しい記事だ。
今年の春は「過去の情報」があまりあてにならずに「リアルタイム情報」の重要度が全体的に増してきているように思うが、そんなこんなで苦戦しているうちに、もう6月のリバーシーバスの本格シーズンが目前に迫って来てしまった💦
実は私は、今年の春はバチ抜け等の一般的に言われている「春の爆釣パターン」や「過去の爆釣実績ポイント」を全て捨てて、6月以降のリバーシーバスに狙いを定めて、まだシーバスが遡上していない時期から、ポイント開拓・調査に専念してきていたのだが、かなり面白いポイントをいくつか見つけたので、どんな結果になるか楽しみだ。
お互い頑張ろう!健闘を祈る!!
※また、当サイトには、簡単ではあるが、皆さんの釣りに関する意見・経験を集約するアンケートシステムを用意しておいたので、是非、ご回答頂けると有難い。幅広い皆さんのご意見が「The Truth Of Seabass」の一端を垣間見させてくれるかもしれない。
Wisdom of Crowds : 釣りに関するアンケート
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