ツアー73:必見!!久々のシーバス入れ食い大爆釣に遭遇!バチ抜けランカーシーバス超実績ポイントの追跡取材で70UPの連発!!何故、いつもあそこで釣れるのか?~その2:マル秘爆釣ライン検証~

この記事は★「ゴルゴ横山と行く爆釣ポイント開拓の旅 爆釣ドリームツアー」コーナーの記事で、なおかつ以前掲載した下記の3つの記事の続編解説記事でもあります。


⬛はじめに

前回の記事「★頭のネジが飛んだアングラー限定!バチ抜け超激戦区「千葉県小櫃川河口」周辺エリアで、人が居ないシーバス激釣超マニアックポイントはここだ👍!!」では、最初に下記のような事を書かせて頂いた。


本当は今回は、前回の記事★「最後のワンチャンスで出た!!厳寒期のバチ抜けランカーシーバス超実績ポイント解説!何故、いつもあそこで釣れるのか?~その1:マル秘爆釣ライン探索~」の続編記事を掲載するつもりだったのだが、このポイントについては既に上記の速報記事で、ポイントの詳細解説や検証結果ついても分かるような情報を掲載したので、続編記事には新たな情報は無く、単なる証拠動画の掲載という感じの暇つぶしの為のエンターテイメント記事になると思うし、既に時期もズレているので、別に急いで掲載する必要も無いと思うので・・・

ということで、今回は少々時間があいてしまったが、上記の速報記事の続編を掲載させて頂こうと思う。

また、今回の取材ポイントは上でも書いたとおり過去に行った取材ポイントでの追加取材なのだが、何故また同じポイントで取材を行ったのかというと理由がある。その理由とは、上記の記事の最後に書いた下記の内容だ。

今回の爆釣ポイントは「…のブレイクライン」が爆釣スポットになっていたが、そういう「駆け上がり」の地形が形成される主な理由は、やはり「流れ」だ。「流れ」が変われば、流心の位置も変わり、流心の位置が変われば、ブレイクラインの位置も変わる。全ての根源は「流れ」にある。「流れ」をいかに理解して見極めるかがシーバスフィッシングの最大の爆釣条件ともいえる。

また今回は、…に注目し、爆釣スポットに関する下記のような仮説をご提示した。

(…の砂洲では流れの筋が左側にあるので)低潮位の時間帯は、(砂洲で流れが遮られるので)圧倒的に左側の方が流れが強くなるため、私の「呼び水理論」からすると、爆釣確率は左側の方が高くなるはず・・・

…ということで、次回はこの仮説を検証する為に、マイナス潮位まで下がる大潮の日を狙い、再度ここに訪れ「低潮位時は、左右どっちが良く釣れるのか?」について結論を出したいと思う。

ということで、その「結論」を出そうと思うのだが、釣りの話で結論を出すには、どんな精緻な理論よりも実際に魚を釣ってみない事には、何の説得力も無い。ということで、今回は「低潮位の時、このポイントでは砂洲の左右どっちが爆釣するのか?」について実釣検証を試みた。

まぁ、表題をみれば何となく想像がつくと思うが、結果としては、ほぼ私の仮説どおりの結果が得られた。このポイントは、それほどマニアックなポイントでは無く、この界隈ではそれなりに知られているポイントなのだが、私が見た限り、ここを訪れる多くの方は、私とは「逆のスポット」(沖に向かって砂洲の右側)を中心に狙っている方が多かった。

確かに、このポイントは「逆のスポット」の方が、見るからに良さげに見えるので、ある程度の経験のある方ほどそこを攻めたくなる ” 悪魔の誘惑 ” があるポイントとも言える。

そういう意味では今回の記事は、このポイントを知っている方/このポイントを実際に見たことがある方ほど、盲点を突かれた結論になっているのではないかと思う。


⬛まずはウォーミングアップ兼ねて、この日の実釣取材の時の画像とダイジェスト動画をどうぞ✋

上で書いた通り、結果としては、ほぼ私の仮説どおりの結果が得られた。もっと言うと、仮説どおり・・・というか、時合に突入すると、想像以上の入れ食い爆釣に遭遇し、改めて「流れ」の重要性を再認識されられる結果となった。


⬛エラに傷があるスズキ

この時期の港湾部では、下の画像のようにエラの周囲に傷があるシーバスが良く釣れる。港湾部以外で、こういう傷のあるシーバスは、あまり見かけないので、おそらく岸壁に付いているカニやゴカイ・イソメ類の捕食時に傷が付いているのではないかと考えているが、真実は分からない。

磯のスズキでも、こういう傷は結構ついている事があるのかどうかについては、今まで注意して無かったので不明だがどうだろうか?


ちなみに、下の画像は2021年2月13日に、今回のポイントで釣れたランカーシーバスなのだが、その時のシーバスもエラの周囲が傷だらけだった。


ご参考までに、このランカーシーバスが釣れた時のダイジェスト動画も下に掲載しておこう。フル動画は、過去の記事「★口には過去に誰かがラインブレイクしたルアーが!!新規ポイント開拓で90cm近いモンスターランカーと激闘!!(モンスターランカー激闘動画あり)」に掲載してあるので、そちらもご参考にどうぞ。


⬛ゆるゆるドラグの必要性

この日釣れた70UPのシーバスのフッキング状態を確認してみると、下の画像のように、薄皮1枚が掛かっている状態で、今にも身切れしそうな状態だった。

もしも、この時の私がリールのドラグをキツく締めこんでいたら、間違いなくこのシーバスはバラしてしまっていただろう。

特に、バチ抜けシーズンと、夏のハクに代表されるマイクロベイトパターンの時は、口外にちょこんと掛かっていたり、こういう変な掛かり方が圧倒的に多くなるので、ドラグはユルユルにして、ヒットの瞬間に強いアワセを入れないようにする事がバラシを減らす必須のテクニックとなる。

アワセについては、強いアワセをしっかり入れる事を推奨している論調がメディアやネット上では多いように思うが、シーバスにおいては私自身は、ベイトパターン/季節によって、アワセの仕方は使い分けた方がバラシの確率は激減すると考えている。この「ユルユルドラグ理論」に関する詳しい解説は、下記の記事をご参照アレ✋

★「必見!!アワセ理論の盲点!?シーバスならではのアワセ理論ーその1:アワセずにアワセる極意 ~またまた出ました!ランカーゲット!86cm!!~」


この日のポイントでのゴルゴ横山推奨タックル

今回の取材で使用した竿は、ZENAQ社の「プレジール・アンサーPA89」。今回のポイントは、だだっ広い場所でのウェーディングで、場合によっては腰近くまでウェーディングする事もあるので、あまり長いロッドは疲れるし、魚とのやり取りもしにくくなるので、7フィート後半~8フィートクラスのロッドがベストチョイスだと思う。現行のプレジール・アンサーシリーズでいえば「PA75、PA89」辺りがおススメだ✋



ちなみに「プレジール・アンサー」シリーズには、現在「PA75、PA89、PA90、PA93、PA99、PA108、PA80-SOPMOD、PA-B67-SOPMOD」の8種類がある。


「プレジール・アンサー」シリーズに限らず、ZENAQ社のロッドは釣具店・ショップでは販売されておらず、基本、メーカーの公式通販サイトでのみ注文可能なのだが、大体いつも発売するとすぐに売り切れとなっている。

一応、先ほど公式通販サイトを覗いてみたが「プレジール・アンサー」シリーズは、いつもの如く、全て売り切れ状態になっていた。プロデュースした人間としては、嬉しくも悩ましい状況だ💦


また「プレジール・アンサー」シリーズについては、詳しくは下記のリンクもご参照アレ。私自身がこのロッドについて解説している動画がUPされている↓

ゴルゴ横山の「PLAISIR ANSWER プレジール アンサー」解説

★リールは、ダイワの「セルテート(初期モデル)」を使用。
★メインラインは白色のPE1.2号。ショックリーダーはフロロナイロンライン14ポンドを約0.6ヒロ。


・・・ということで、今回は前置きはこのくらいにして、さっそく爆釣ポイントの詳しい解説を書いてみようと思う。

⬛今回の開拓ツアー概要 ~今回ご紹介するヒットポイントはズバリここだ!!~

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