TRUTH46&ツアー42:都市部湾奥部 ” 釣れないボイル ” への挑戦者大募集!貴方はこのボイルで釣れるか!?(ボコボコボイル&シーバスゲット動画有り!)

 

 

 

 

《コレが夏の湾奥陸っぱりボコボコボイルシーバスだぁ~!!》

今回の記事はゴルゴ横山と行く爆釣ポイント開拓の旅「爆釣ドリームツアー」の記事で、一見、都市部港湾エリアの湾奥シーバスの開拓釣行記にみえるかもしれませんが、単なる都市部港湾でのお気楽釣り場発見の釣行記ではありません。
実はThe Truth of Seabas ザ・トゥルース・オブ・シーバスの過去の記事の続編でもあります。


■今回のテーマ

今回のお題は ” 釣れないボイル ” の攻略だ。

これからの真夏の季節は、細かいベイトが、河川内や運河、磯等の浅場などにうじゃうじゃ居て、スズキがボイルしているというシーンに遭遇する事も多くなるだろう。

しかし、せっかくそんな夢のようなシーンに遭遇したとしても、それが ” 釣れないボイル ” であることも多い。目の前では、ベイトが追いまくられてバシャバシャ逃げまどい、スズキがバンバンボイルしているのに、ルアーにはコツンともアタリが無いというような場合だ。

そんなシーンに遭遇したことが無いという方も中にはおられるかもしれないが、それは単に幸運だっただけで、シーバスフィッシングを続けていれば、いつかは必ずそういうシーンに出くわすだろう。

ということで今回は、私にとっては積年の課題でもある ” 釣れないボイル ” の攻略について、しつこく考えてみようと思う。

しかし、はじめに言っておくが、私自身は ” 釣れないボイル ” については未だ悩まされ続けており、大手を振って「釣れないボイル攻略成功!」と断言できる立場では未だ無いのだが、最近は毎回「完全敗北」してる訳でも無く、納得いく釣果では無いものの、何とかボウズは回避できる程度の釣果は得られるようになってきた。

それはどんな方法かと言うと、実は下記の記事にヒントが隠されている。

「バチ抜け期の『口外フッキング』への対応ーその3:バチ抜けミスバイトへの処方箋」

ただ、この記事は三部作で、かなり難解で長い記事でもあったので、途中で心が折れて脱落された方も多かったのではなかろうか。

また、この記事は、題名が「バチ抜け期の『口外フッキング』への対応ーその3:バチ抜けミスバイトへの処方箋」というだけに「バチ抜け」時のボイル攻略の理論と対処法について書いたものだが、その方法は、比較的遊泳力が弱い「小型のベイトの群れ」に付いたスズキのボイルにも通用する。

今回は、実際のボコボコボイルに遭遇した時の実釣動画と併せて、そんなケースについて解説してみたいと思う。

スズキの魚影が濃いと言われる都市部湾奥の運河エリアでも、陸っぱりでこれだけのボイルがバンバン起こるポイントの発見は、それだけでも貴重な情報だろう。

下の画像は今回の取材時の実釣動画からのキャプチャー画像だが、今回のポイントでは、こんな感じのボイルが、そこかしこでバンバン起こっていた。

《今回の取材時のボイル画像1》

《今回の取材時のボイル画像2》


何はともあれ、この動画をまずは見てみて欲しい。今回の実釣取材では、下記の解説通りの方法で、実際にスズキをゲットしている。本当に、解説通りの方法で釣れているのかどうかは、後で掲載する実釣動画をご覧頂ければ一目瞭然だ。


■今回の取材ポイントは都市部港湾エリアのど真ん中だ!!

今回のポイントには、真夏でも下で書いた条件の時には、間違いなくスズキがウジャウジャ居る。最初に掲載したスズキの写真を見て「なんだ、大したサイズじゃないなぁ」と思った貴方。湾奥シーバスをなめてはいけない。今回のポイントでは、サイズを問わず1匹でも釣れれば大したもんだ。

ちなみに、今回の取材の後の7~8月も、何度かこのポイントに訪れて、ボイルの発生条件を調べてみたが、基本的には、ここでボイルが起こるのは高潮位時間帯からの下げ時のみ。

しかし「高潮位」というのは、あくまで必要条件であり、今回の取材と全く同じ潮位・下げ時・風向・波気でも、ボイルが全く起こらない日もあった。

ボイルが起こらなかった日は何が違ったのかというと、同じ大潮・中潮でも、「潮が動かなかった」という点である。

一般に、東京湾では大潮・中潮は満潮潮位が高くなるのだが、同じ大潮・中潮でも、夜間は干満の潮位差が小さく、下げ潮時でもほとんど潮が動かない日がある。そういう日の夜はボイルは起こらなかった。

逆に言うと「大潮・中潮の夜間の満潮からの下げ時で、潮汐流が強く動く時には、ほぼ確実にボイルが起こる」とも言える。

ちなみに、風が弱く波気が少ない穏やかな日ほど、ボコボコボイルの時合は短くなる傾向があり、1時間程度でウソみたいに水面が静かになってしまうのでご注意を。

貴方も是非、このポイントに行って、この ” 釣れないボイル ” に挑戦してみて欲しい。今回解説するノウハウは、これからの真夏の時期は、湾奥の運河エリアに限らず、河川内や地磯等のいろいろな場所で応用が可能だと思う。

それでは早速、詳細なポイント紹介とノウハウ解説に移るとしよう。ご興味のある方は、下に掲載したフル動画も是非ご覧頂ければと思う。

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