《この画像は、下に掲載した動画からのキャプチャー画像です。画像が荒いのはご容赦を!》
ふと気づくと、もう12月。いよいよ、年の瀬の慌ただしさを体感させられる時期になってきた。今年も一昨年に続き、大型の台風や豪雨が多発し、釣り場にも多大な被害があった年となった。
しかし、悪い事ばかりではない。これらの自然現象による大量の雨により、それまで閉じてしまっていた河口の多くが、今年は大きく開いている状況となっている。
その一例が、下記の記事だ。この記事では、会員以外の方が閲読出来る前半部分では、明確に「河川ポイント」とは書いていなかったが、実は、このポイントは河川ポイントだった。
まぁ、昨年の記事の続編でもあったので、昨年の記事から読んでいる方には、どこの川だかは分かったとは思うし、記事の題名に「中洲」という単語が含まれているため、大体河川系のポイントだということは推測がついただろう。
上記のポイントは、今年の台風や豪雨により、それまでほぼ閉じてしまっていた河口が、かなり開いた状態となり、河川内に多くのスズキが遡上するようになって、河川内で爆釣が連発していたのだった。
また、釣り師にとって、多量の雨の影響で注目すべきは「河口が開く」という事だけではなく、他にもいろいろある。例えば、下記の記事のようなケースだ。
雨後のヒラスズキの超実績ポイント「〇〇川河口」完全解説(ビッグッワンヒット動画あり!!)&台風19号による「西〜南伊豆」台風被害状況レポート
この記事では、かなりの大型のヒラスズキとおぼしき魚がヒットしている動画を掲載しているが、そのヒットスポットは、台風19号の豪雨や波浪により形成された地形変化だった。このスポットも、昨年は存在していなかった。
この年末が差し迫った時期に、今更、今夏の台風の影響など話題にしてもしょうがないと思う方も居られるかもしれないが、実はそれは誤り。台風や豪雨により、大きく変化した地形は、そう簡単には元には戻らない。
そして、その地形変化により、昨年まではあまり注目されていなかった場所が好ポイントに変化し、穴場を形成している場所が結構あるのだ。上記の2つのポイントは、その良い例とも言えよう。
今回は、そんなポイントの1つを更にご紹介しようと思う。このポイントは、千葉県内房エリアにある河川で、その河口は、スズキ狙いのポイントとしては、昔から有名な河川だったのだが、近年は河川の護岸化の影響もあり、河口が極めて狭くなることが多くなってしまっていた。
そんなこともあり、釣果の多くは河口外に集中し、その河口での釣果も昔ほど爆発力は無くなってしまっており、ポイントとしてはそれなりに認知率は高いのだが、実際に訪れるアングラーの人数は、かなり少なくなっており、大潮の日でも先行者が一人もいないなんてこともあった。
しかし、今年は大雨の影響で、状況は一変し、河口周辺どころか、河川内にも多くのスズキが遡上する河川に変わっていたのだ。まさに「誰もが知っているのに、人が少ない穴場」のようなポイントになっているのだ。
まぁ、それなりに知名度がある川なので、全く人が居ない訳ではないのだが、釣れている時の有名ポイントにありがちな、アングラーがズラリ並ぶなどと言う状況からは程遠い状況になっている。
そういう河川は、別にここに限らず各地に沢山あるだろう。特に、関東圏では千葉県に「河口が閉じた河川」が多く、今回のような状況になっている「有名な穴場」は増えていると思ったほうがいい。そして、そんなポイントの中には、年末の冬の時期でも爆釣ハイシーズンとなるポイントも多いのだ。
そんなこともあり、今回のポイント開拓取材では、ある河川の河口の開き具合を確認しに行き、見事連続ヒットに遭遇出来たのだった。ただ、爆釣情報というのは ” 生もの ” で鮮度が命。その情報については、取り急ぎ、詳しい解説を抜きにして、速報記事を掲載させて頂いた。
それが、先日当サイトに掲載した下記の記事だ。
会員の皆様だけにお知らせする「昨日の爆釣速報」~房総半島:河口・磯編~
この記事の取材では「河口ポイント」と「磯ポイント」の2カ所をラン&ガンしているのだが、今回は内房側の「河口ポイント」について、爆釣動画と共に、ポイントの詳しい解説をしようと思う。
ちなみに、これら2つのポイントは私の過去の実績では「11~12月」が、産卵前乗っ込みのハイシーズンだ。今回の取材釣行も12月だったが、潮がそれほど動いている時間帯でもなかったにも関わらず、短時間でヒットが連発し、このポイントに明らかに多くのスズキの群れが入っている事が確認できた。
《この画像は、下に掲載した動画からのキャプチャー画像です。画像が荒いのはご容赦を!》
https://youtu.be/zy6jVu6p0eQ
フル動画は下に掲載してある。それでは早速、GoGo!!
⬛今回の開拓ポイントはこの辺り