この記事は「ゴルゴ横山のしくじり先生」コーナーの記事です。
「そろそろ終了予定時刻だ。今日はダメみたいだなぁ・・・」。
あと2,3投で帰ろうと思いつつ、ほぼ99%ボウズを覚悟したその瞬間!!突然、愛竿プレジールアンサー88に、ガツンと強烈な衝撃が!
「おっ!ヒット!ヒット、ヒットー!!!」と叫ぶと同時に、強烈なアワセを2、3発入れる。しかし、かなり強引に寄せようとしたものの、全く魚が浮いて来ず、物凄い勢いでドラグが出されてゆく。
「これは、かなりデカイです!!」と、強烈な引きに耐えつつ、何とか魚が見える距離によって来たところで、ヘッドライトを点灯。しかし、相変わらず魚は浮いて来ず、右へ左へと凄い勢いで走り回る。
「頼む!バレないでクレー!!」とつぶやいた瞬間、フックが1つ外れた感触が手に伝わり「アッ、まずい」とつぶやいた瞬間・・・フッっとラインが軽くなった・・・。
痛恨のバラシに「あぁぁぁぁー!バカヤロォォォー!!!!!ふざけんなよ!勘弁してくれよぉぉぉー」と、思いつく限りの罵詈雑言を言いまくるゴルゴ。
この時の実際の様子は、下に掲載したビデオ動画に克明に記録されているのだが、はじめに正直に言っておく。今回の記事では魚は釣れていない。確かにデカイ魚は掛ったが、バラシた。ということで、今回の記事は「ゴルゴ横山のしくじり先生」コーナーでの掲載と相成った訳である。あーぁ。。。
この秋の爆釣シーズンに、ボウズの話を記事にするのもどうかと思ったが、今の時期どんな所にそういうデカイ魚がヒットするポイントがあるのかは、皆さんもご興味あるところだと思うので、恥を忍んで敢えて掲載することにした。
ビデオ動画の中では「最低でも70cmクラス、ほぼ間違いなくランカー」と、つぶやいているが、動画をご覧頂ければ、全くエラ洗いの音が聞こえず、凄い勢いで水中を左右に走りまくる魚の様子が見て取れると思う。
これだけ強引な寄せでも浮いて来ないで、ドラグを出しまくる魚は、私の過去の経験では、ほぼ間違いなくモンスタークラスだ。下のリンクボタンで掲載した動画では、上からザックリ70cmクラス、80cmクラス、90cm近い魚とのやり取りシーンが掲載されているが、これらと比較しても、今回の魚のドラグの出し様は、私がモンスタークラスと言っているのも、あながち誇大表現ではない事が分かると思う。手ごたえ的には、下の4つの記事の中の「茨城県涸沼川合流部」で掲載したクラスに近い引きだった。
千葉県九十九里「作田川」~新規ポイントでいきなりドカンと1発!!魅惑のランカースポット発見だぁー!?(大型ゲットシーンビデオ有り)~
大スクープ!ランカー&入れ食い爆釣ポイント発見!!「港湾部ウェーディングポイント開拓」~いきなりランカーゲット!&爆釣証拠動画満載!!~
「茨城県涸沼川合流部」~いきなりモンスタークラスゲット!さぁ、あなたもモンスターハントの旅に出よう!!~
・・・と、いきなり物凄い愚痴ボヤキから始まってしまったが、今回の釣行は私にとってはトラウマレベルの釣行となった。今でも、あの「魔の瞬間」を思い出すと、心臓の鼓動が速くなるのが分かる。
正直、1秒でも早く忘れたい釣行でもあり、思い出したくもない出来事だが、その「魔の瞬間」にたどり着くまで、何度もボウズを食らい、魚の居場所を突き止める釣行が続いていたこともあり、今回はそこに至るまでの苦労を皆さんと共有し、今後の釣行の参考にしていただければと思い、渋々筆をとることにした。
もし、今回のモンスターが釣れていれば、派手な記事になったと思うが、そんな派手な釣果の裏には、人知れぬ苦労・ボウズが存在するのだということを知って頂きたい。まぁ、そんなことは別として、他人が悔しがる姿は楽しい物でもある。
釣りに行けない秋の夜長の暇つぶしにでもなれば幸いだ(涙)。
では、レッツGO!!
■ボウズ続きのゴルゴ
もう、何回ボウズの釣りが続いた事だろう。下の地図には①②③と、3カ所の釣り場が示されているが、実はこの前には、九十九里エリアで2回ボウズを食らっていた。要するに、5回連続ボウズということだ(号泣)
まぁ、九十九里エリアでの2回のボウズは、かなりチャレンジャブルな新規開拓の旅だったので、別にボウズでも仕方がないという気になれるが、さすがにこの秋のシーズンに、下の①②③のエリアでボウズを食らうというのは、かなり凹む。しかし、それも事実。嘘は泥棒の始まりだ。
ということで、私のボウズ釣行の話を全部詳細に書いていると、いつまで経っても記事が掲載できないので、とりあえず今回は下の地図に示した、3ヵ所について書いてみようと思う。
それぞれのポイントについては、詳細なポイント解説と、実際の釣行動画も掲載しているので、これからの秋の爆釣シーズンに向け、結構参考になる情報が多いのではないかと思う。
■ゴルゴ横山、当日のタックル
まず先に、下の①②③のポイントで使用したタックルについて書いておこう。竿は、ZENAQの「プレジール・アンサーPA88」。今回は、いずれのポイントも、広いポイントでのウェーディング中心の釣りが想定されたので、PA88はベストマッチと言っていいだろう。
ちなみに私は、ウェーディング中心の釣りなら、ポイントの広さや障害物等の場所を考慮し、7.5~8.8フィートクラスを使用することが多い。
プレジール・アンサーシリーズには色々な長さのものがあるが、どれも私自身が、細部までこだわり抜いてプロデュースし、偏執的な拘りが、いくつも隠されているマニアックロッドだ。詳しくは下記のリンクをご参照頂きたい。
ゴルゴ横山の「PLAISIR ANSWER プレジール アンサー」解説
★リールは、いつものDAIWA EXIST。性能やパワー・強度については文句なしだ。