流れが強い場所でもしっかりバランスを取り泳ぐ安定感はさすがダイワ。既に廃版商品だが、シーバス狙いでは未だ現役選手の実力派シンキングペンシル。中古では結構手に入る。

2017年5月現在、レイジー80、95、115は、ダイワの公式サイトHPから消えているので、おそらく廃版と思われます。

レイジー95は昨年までは掲載されていたのですが･･･。80と115は昨年時点で既に正式に廃盤となっています。ちなみに｢モアザンレイジー BB｣｢モアザンレイジースリム｣は、このルアーとは別物ですが、こちらもなかなか良いルアーですので、また後日ご紹介しますね。

近年シンキングペンシルはいろいろな種類が発売されていますが、ハイスピードでリトリーブしないと、バイブレーションのように沈んでしまうものも中にはあり、このルアーのように、ミディアムスピード以下のスピードで、一定以上の泳層をキープし、なおかつ、しっかり泳いでくれるものは貴重でもあります（さすがに、デッドスローで上層を泳ぐシンキングペンシルは皆無ですが･･･）。

一般に、一定以上の泳層をキープし、なおかつ、しっかり泳いでくれるシンキングペンシルは、かなりギリギリの線を突いた繊細な設計となっていることが多く、流れが強い場所ではバランスを崩しやすく、中には流れがある場所で一定以上の速さでリトリーブすると、クルクル回ってしまうモノもあります。そんなシンキングペンシルの中でも、このレイジーは、バランスを崩しにくく、流れの中でもしっかり泳いでくれるので、川のような流れのある場所でも安心して使えるルアーです。さすが天下のDAIWA。信頼の安定感です。

このルアーは固定重心なので、人によってはキャスト時の飛行姿勢が悪いという者も居ましたが、私的には特にそう感じたことはありませんし、泳ぎの立ち上がりが早さは固定重心ならではの長所でもあります。発売時期が古い上に、カラーがレトロなデザインのものが多かったので、古臭いルアーというイメージを持ってる方も居るかもしれませんが、私自身マルスズキ、ヒラスズキ共に実績は多数ありますし、レンジも比較的キープしやすく、流れに強いという点から、個人的にはとても使いやすいルアーだと思います。

見た目がオーソドックスなので華があるルアーではありませんが、食べ飽きないラーメンのような安定感があります。既に廃版ですが、発売時はかなり店頭にも並んでいた商品で、今でも中古ショップやネットオークションなんかでは沢山出ているので、手に入り易いルアーだと思います。おススメですよー！

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