必見!!自然災害での水没車は自動車保険が効くのか!?

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今年も9月の台風シーズンがやってきた・・・というか、ここ数年は7、8月でも普通に台風が来るようになって来たので、そういう季節感が薄れてきた。この記事を書いている今も、台風15号が号が日本に接近してきている。

日本は、地震・噴火・津波・洪水・・・と、様々な自然災害が多い国だが、最近はそれにゲリラ豪雨も加わり、私たち釣り師にとっては、なかなか釣りがしずらい国になってきた。

また、私たち釣り師にとって「車」は、大事な「足」であり、これが無くなると日常生活に支障をきたすだけでなく、心の支えでもある釣りの行動範囲が、大幅に狭められてしまう。

普通、自動車を持っている方は、自動車保険に加入していると思うが、仮に大水に見舞われ車が水没してしまった場合、その愛車の修理代は自動車保険でまかなえるのだろうか?

ちょっと気になったので調べてみた。

「flooded car  illust」の画像検索結果


■自然災害での水没車は自動車保険で修理が出来るのか?

水没と言っても「どのくらい水没したのか」で、車へのダメージ度合いは変わって来るが、最近の車はハイテク機能満載なので、電気系統がやられると、使い物にならなくなってしまう。多くの場合は、全損扱いになるとのこと。

しかし、自動車保険に「車両保険」をつけている場合は、契約した保険金額を上限に保険金が支払われるとのことだ!万歳!!

ちなみに、アクサダイレクトの自動車保険では、車両保険を付けておけば、以下の自然災害で愛車が損傷した場合でも、保障が効く。他の保険会社の車両保険も、ざっと見てみたが、大体同じような補償内容だった。

「アクサダイレクトの自動車保険」の自然災害の補償範囲

台風 土砂崩れ 雹 ゲリラ豪雨
台風による
河川の氾濫で
車が水没した
土砂崩れで
車が押し流された
雹(ヒョウ)の
直撃を受けて
フロントガラスが割れた
ゲリラ豪雨の
発生で道路が冠水し、
車が水没した

(※出典:アクサダイレクトHP「車両保険の補償内容を知っておこう(自然災害編)」

但し、古い車種に乗っている方は、もはや車両保険など付けていない方も多いだろう。車両保険をつけていない車の場合は、残念ながら保障範囲外なので、全て自己負担になる。残念。。。

しかし、廃車にする場合、水没車は売れないのかと言うと、そうでも無い。普通にメーカーのディーラーに相談してもダメな事が大半だが、諦めるのは早い。それについては、後で述べる。


■地震の津波による水没の場合は?

同じ水没でも、地震の津波による水没の場合は普通の車両保険だけでは支払われない。「地震特約」を付加する必要がある。

ご参考までに、先ほどご紹介したアクサダイレクトの自動車保険の公式サイトからの抜粋を下記に記しておく。水没の時と同様、他の自動車保険会社でも大体同じような補償内容だ。

「アクサダイレクトの自動車保険」の「地震・噴火・津波危険『車両全損時一時金』特約」

地震などで損害を被ったときに補償を受けるためには「地震・噴火・津波危険『車両全損時一時金』特約」をセットする必要があります。この特約をセットすることで、車両保険では補償されない地震などでマイカー(ご契約のお車)が全損となった場合、臨時費用として一時金が支払われます。
※大規模地震が発生した場合など、引受を制限させていただくことがあります。

地震
津波
噴火
地震で建物が倒壊、
車に瓦礫が落下して
全損となった。
地震による津波で、
車が浸水し全損
となった。
噴火による噴石や
火山灰で車が
全損となった

(※出典:アクサダイレクトHP「車両保険の補償内容を知っておこう(自然災害編)」

「南海トラフ地震」の想定被害エリアにお住まいの方は、もし車両保険をかけるのであれば、上記のような地震でも保障される特約もつけておくと安心だ。津波だけでなく、地震や噴火による建物の倒壊や火災などで車が傷ついても、保険金が支払われる。


■水没車でも下取りしてもらえる!

長年愛用した車が不幸にも水没して全損扱いになり、車両保険にも入っていなかったため、泣く泣く廃車にせざるを得ない場合も多いだろう。しかし、そんな場合もまだ希望はある。中古車流通業界の中には、水没車の買取に力を入れている会社がある。

自動車メーカーのディーラーでは、受けてくれないような程度の悪い水没車でも、100万円前後で買い取られているケースもあるとのことだ。

下のリンク先のサイトでは、台風で川が増水し付近に停車中、青いラインまで水没した平成28年式のトヨタ「ヴェルファイア」の事例が紹介されている。

この車は、自動車ディーラーでの修理見積は200万円以上だったが、なんと!120万円で売却できたとのことだ!!

豪雨によるクルマ水没 自動車保険は使えるのか、高く売る方法は?

川の増水で青いラインまで水に浸かってしまった車(株式会社タウ提供)
川の増水で青いラインまで水に浸かってしまった車(株式会社タウ提供)
浸水被害に遭った車内の状況(株式会社タウ提供)
浸水被害に遭った車内の状況(株式会社タウ提供)

実は、日本車は海外での人気が高く、再生車として諸外国に輸出されるケースが結構あるらしい。もし、不運にも愛車が水没し、廃車にせざるを得ない場合は、下記のサイトを一度見てみるといいだろう。

事故車買取のタウ

上記のサイトの「株式会社タウ」は、別にひき逃げした事故車をコッソリ買い取り、海外へ売りさばくような怪しい会社ではなく、リサイクルに基づく循環型社会の実現を目指す、ちゃんとした会社だ。

先日の九州の大水害の時も、いち早く「災害対策本部」を設置し、水害車両の引き取りを行ったとのことで、水害車両の引取体制を強化している。

また、佐賀県の大町町の佐賀鉄工所から大量の油が流出した際も、油の影響を受けた車も、基本的には全て買い取る方針とのこと。

油まみれになった車は、買取後、車両用洗剤と高圧洗浄機を用いて丁寧に洗浄するため、査定に大きな影響はないとのことだ。一度見積もりを取って検討する価値はあるだろう。

「車両保険未加入」だからといって、早々に諦めずに、とりあえず見積もりを取ってみることをお勧めする。下のリンク先で、ネットで簡単に見積もりが取れる。

水害車売却シミュレーター

上記のサイトでは「メーカー、車種、年式、型式、グレード、走行距離」といった基本的な情報と、下記の「損傷状態」を選択するだけで見積もりがとれる。

また、ネットが使えない状況の場合は、365日24時間、直接電話でも見積もり・相談ができるので、そちらを利用することも可能だ。

タウ・売却相談ダイヤル(24時間365日対応)
0120-123-999


■水没車からの脱出方法

最後に、水没車からの脱出方法について一つだけ書かせていただこう。

よく、水没車から脱出する際に、窓ガラスを割るには「緊急脱出用ハンマー」が無いと、かなり難しいという話を聞くが、最悪そんなハンマーを持ち合わせていなかった場合、もう諦めるしかないのだろうか?

《脱出用ハンマーの使用方法》(※画像出典:JAF公式サイト)

いや、まだ諦めるのは早い!実は、車は外の水位との差が小さくなるとドアへの水圧も下がり、ドアが開けやすくなるのだ。

車が水没し、水位が上昇すると、車内に水がどんどん入って来て、ドアも開かなくなるが、もう何をしても無理だと思ったら、そこでパニックにならずに、腹を決め「外の水位」と「車内の水位」の差が小さくなるまでジッと待つ。

そして、車内外の水位の差がある程度小さくなってきたら、大きく息を吸い、腹に力を入れ、足を踏ん張りグッとドアを開ける。ドアが開くと、更に水が勢いよく流れ込んでくるが、焦らず一気に車外に脱出を図る。

この方法については、JAFのサイトで詳しく紹介されているので、一度見ておくことをお勧めする。


ここ数年、日本各地で毎年のように大水害が発生しており、多くの方が生活の足である車を失い困った経験をされていると思う。

また、私たち釣り師にとっては、車は大事なツールでもある。皆さんも、一度ご自身の自動車保険の内容を確認してみてはいかがだろうか。

また、このサイトでは、自動車保険について、以前もうひとつ記事を掲載したことがある。これも、意外と皆さん知らない保障内容だ。こちらも是非併せてお読みいただければと思う。


また、水没に限らず、特に私みたいなアグレッシブなスタイルの釣りをする方は、常に最悪の状況を想定した安全対策を考えておく必要がある。

そういう、私も過去には命の危険が生じるくらいのシャレにならない遭難事故を起こしてしまったこともある。それは、未だに私自身の教訓として心に刻まれている。

公開するのはとても恥ずかしい内容ではあるが、皆さんには私のような失敗をして欲しくないので、敢えて記事にしたので、過去の記事ではあるが、まだお読みになっていない方は是非、ご一読頂ければと思う。

ゴルゴ横山決死の生還物語1 ~プロローグ:焦り~


 

※また、当サイトには、簡単ではあるが、皆さんの釣りに関する意見・経験を集約するアンケートシステムを用意しておいたので、是非、ご回答頂けると有難い。幅広い皆さんのご意見が「The Truth Of Seabass」の一端を垣間見させてくれるかもしれない。

Wisdom of Crowds : 釣りに関するアンケート

※このサイトには、他にもたくさんの記事が掲載されています。是非、覗いてみて下さい!ここでしか得られない、貴重な丸秘情報が満載!!今すぐ下記のボタンをクリック!!

当サイトのコンテンツ一覧

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